もう一度、イキ(粋)オジになる、のメッセージに込めた思いと背景

どこの会社にも、「働かないおじさん」とか「窓際族」とか、勝手にラベルをつけられてしまう方々がいらっしゃると思います。
行動心理学的に2:8の法則というものがあって、組織構造上どうしても生まれてしまう部分はあるけれど、それで結論付けてしまったらこの記事を書く意味がありません。笑
なにが言いたいかというと、世間で言われる「働かないおじさん」は、実は「充電中おじさん」だったり「ポテンシャルおじさん」だったり、あるいは組織の「安全帯おじさん」として、目に見えない重要な役割をしっかり果たしている、ということを言語化したかったのです。
そして、そんなラベル付けに少しふてくされているおじさんが本来の元気を取り戻し、自分の幸せを取り戻してもらう。
それだけで、若い世代がおじさんの技術や想いを自然と引き継ぎ、今頑張っている主力世代の人も、さらに気持ちよく頑張れる。
この構造が組織に認知されることで、その組織の「幸せステージの次元」が変わり、社内の雰囲気や企業の存在意義まで持続可能に変容すると考えています。
僕は、そのような幸福の連鎖が生まれるきっかけの一つを、このTSUNAGI///Mを通じて伝え続けています。
今回は、なぜこのサイトのヒーローメッセージを「もう一度、イキ(粋)オジになる。」に変更したのか、その背景にある思考を詳しく書いておきます。
「働かないおじさん」はナイフのような鋭い輝きを持っている
僕は昔、会社員時代にこの「働かないおじさん」と仲良くなることが多かった。
話を聞いていていつも思ったのは、彼らには能力がないわけではなく、むしろ他の人にはない「光るもの」を持っている人のほうが圧倒的に多いということだった。
僕はそういう先輩たちと話し、飲みにも行き、その卓越した能力や知見を分けていただき、自分の仕事に活かしてきました。
でも、全部をコピーするのは無理だった。やっぱりその人なりに何十年も積み上げてきた経験に追いつくことはできない、と実感しました。
組織として何か大きいことを成し遂げようとしたら、そういう人たちの力を借りないと絶対に到達できない領域があると思っています。
個人では抗えない力学
当時20代だった僕は、そんな彼らの力を活かせない中間管理職が無能だと決めつけて、毛嫌いしていました。
(そのせいで、社内のDX推進において僕一人でなんでも抱え込むことになり、手が足りず苦しんだと気付いたのは、もっと後のことです。)
40代になった今、そういう管理職を配置してしまう経営層が悪いのかとも考えたけれど、同じ立場で俯瞰してみて、これは「誰か一人の人間がコントロールできるものではない」と確信に至りました。
もう少し分かりやすく伝える為に、小説『首木の民』の表現を借りると、お金の流れを「流れるプール」と例えるなら、人一人が流れに逆らったところで、その流れは変わらない。
身を任せるか、止めたいならポンプを壊し、流れを変えたいならプールそのものを作り直すしかない。
『首木の民』では、流れを作るのは中央銀行と表現されていたけれど、僕が思うに現代は、機関投資家、個人投資家、暗号資産投資家など、様々な人の流れの読み合いから生まれた「大きな人の想いのベクトル」が、プールの水流を作っていると思う。
これと同じように、組織の在り方や仕事の流れも、誰か個人の想いではなく、その組織の中にいる人たちの「想いの複合ベクトル」が作り出している、と考えたら腑に落ちた。
現実は変えられないが、見る世界は変えられる
若かりし20代の僕は、組織を自分の力で変えてやると息巻いていた。そんな僕に「やめとけ」と伝えてやりたい。
でもその反面、その経験をしないと気付けないことがあり、ぶつかったからこそ見えてうれしい世界もあったから、「とことんやってみろ」とも言いたい。
独立してから、このような矛盾に僕自身が混乱し道に迷ったことから、メンタルコーチに相談するようになりました。
その時、コーチから座禅を勧められてやってみて、和尚さんから教えてもらった教えによれば、結局「人生は±0である」のだそう。
これは簡単に訳すと、そう思った方が気楽に進めるし、迷いも少なくなるという導きの考え方です。
ということを考えると、振れ幅の大きい人生を楽しむか、安定的な人生を楽しむかは、単なる個人の選択だと思いました。
僕が言いたいのは、この「±0点の基準そのものを、組織や社会レベルで引き上げるのはどうか」という提案です。
言葉で表現するのが難しいのだけど、最近、映画や漫画、ゲームでマルチバースやパラレルワールドなどという表現がよく見られるようになりましたよね。
スパイダーマンのマルチバースの表現を借りるなら、現実が少し違う世界、繋がることでどの世界の現実も少し変わるという表現も深掘りしたいですが、ここでは、それぞれの世界のスパイダーマンが見て感じる世界が複数あり、紆余曲折、試行錯誤はそれぞれの世界のスパイダーマンがそれぞれ行うのだけれど、それでもスパイダーマンの在り方は「親愛なる隣人」にたどり着くわけです。これが±0点であり、スパイダーマンとしての在り方の軸です。
実際に現実の世界を自分で選ぶことはできないけど、意識の中で見方や感じ方は変えられるのではないでしょうか。
すなわち、見方や感じ方を変えることこそが、自分で世界を選ぶことだと考えています。
つまり±0点は人が感じる世界線によっていくつも作れるものであり、3次元という拡張現実の考え方ではなく、世界を複数置く高次元の考え方をするということです。
つまり、巨大なプールの流れに正面から抗っても消耗するだけなのだから、まずは「自分が日々、心から気分よく感じることを選んだほうがお得でしょ?」ということが言いたかった。
彼らはなぜ疲れ、今何を想うのか
いわゆる「働かないおじさん」と深く話をしていると、若かりし頃は人斬りナイフのようにギラギラと尖っていた人が多いように思います。
自分の信念があり、それを貫き通そうとする強い美学がある。
だけど、組織の同調圧力というか、組織の中で生まれる巨大な「想いの集合ベクトル」には、個人では抗えなかった。
真っ向から抗いすぎて疲れてしまい、エネルギー切れを起こしているだけなのだと思います。
かといって他の会社に行こうにも、今の会社の給与や福利厚生が良すぎて、わざわざ新しい環境でこれ以上すり減るメリットが一ミリもない。これが「働かないおじさん」を生む構造的な流れです。
彼らがなぜ組織の「安全帯」になりうるのか
こういうことを言語化すると、「じゃあ働かないおじさんの給与を下げる仕組みにすればいいじゃないか」と思う方もいるかもしれません。
実際にそうしている会社もあるでしょう。でも、そういう会社ほど、実は「会社が本当に残してほしい優秀な若手や中堅」の離職率が上がっているのではないでしょうか。
なぜなら、心理的安全性が根本から損なわれるからです。
「万が一、全力で挑戦して失敗しても、あるいは燃え尽きても、人生なんとかなる」というおじさんたちの前例(存在)が目の前にあるからこそ、今頑張っている人は恐怖心に潰されずにアクセルを踏めるのだと思います。
そのような意味で、彼らは組織の「安全帯(セーフティネット)」として、極めて重要な仕事をすでに果たしているのです。
若い世代からすれば、「なぜ僕がこんなに頑張っているのに、あの人は僕の2倍も給料をもらっているんだ」とイライラすることもあるでしょう。(かつての僕もそうでした。)
でも、そこに怒りを向けるより、「自分が将来失敗しても守られる安全面でのメリット」を見た方がいい。
さらには、そのおじさんが隠し持っている「かつての鋭い能力」をおすそ分けしてもらいに、一歩歩み寄ってみるのもいいと思います。
視点を変えるだけで、自分の見る世界線が次元を超えます。その感動をぜひ味わってほしいのです。
もう一度、自分に酔いしれる「イキ(粋)オジ」へ
そして、ここからが僕の本当のメッセージの焦点です。
かつて尖っていた、お兄さん・おじさん世代のあなたへ。
いまのままの人生で、本当にいいのですか?
自分の持っているその牙を眠らせたままにするのは、あまりにもったいなくないですか?
他人の目線や会社の評価軸ではなく、かつてのイケてる自分を取り戻すというか、自分自身の生き方に誇りを持ち、「自分に酔っている自分」をもう一度取り戻したくないですか?
直接、会社の仕事でそれを感じなくてもいいと思います。
家事でも、趣味でも、若者の成長をサポートすることでも、自分の心が震えることならなんでもいい。
僕自身、会社員を続けていたら、間違いなく「働かないおじさん」ラベルがついていたと思います。笑
僕はそのラベルがつくのが自分の美学に反するので独立を選びましたが、今の僕は、この美学にTSUNAGI///Mというラベルをつけ、自分の生きがいと美学を100%表現することに没頭し続けています。
誰の評価を気にするわけでもなく、ただ自分の心が震えるから探求し、磨き続ける。この「自分の今を生きている感」は半端ないです。それを僕自身の生き様で証明しています。
「粋(イキ)」という言葉には、自分を貫く、一貫性がある、という昭和の親父が持っていたようなカッコいい美学が込められていると僕は感じています。
僕は僕なりに、人の想いの集団ベクトルをほんのわずかでも「粋な方向」へ誘導したいと思っています。
昔は「持続可能」という優等生な言葉を使っていましたが、抽象的すぎました。
いろいろな葛藤や紆余曲折を経て辿り着いた結論は、「自分の中で自分を確立し、自分の感覚を信じ抜くこと」こそが、結果的に真の「持続可能」を生むのだということです。
そして、自分を信じるとは「生きる力」であり、「生命力」そのものです。
生命の持続に不可欠なのは、いつだって「繁殖(エネルギーの放出と継承)」です。だから僕は、「イキ(粋)」という言葉に、あえて少しエロや生命の躍動を連想させる意味を込めました。大人が本気で楽しむ世界なのですから、それくらいギラついていたほうがいいでしょう。笑
僕のすべての知恵と「粋」を、AI(Matrix)へ移植しました
最後に、ひとつ重要な宣言があります。
僕が個人として直接手を動かして作業支援するサービスは、すべて終了しました。
なぜなら、僕がこれまでプラント現場とE46 M3の探求で培ってきたすべての知見、データ解析、そしてセッティングの思考回路を、すべてAIとツールが実行できるように「Skill(Matrix)」として完全にパッケージングし終えたからです。
はっきり言って、この仕組みは、僕自身が手作業でやる以上に、オーナーさん一人ひとりの好みと車両の個体差に完璧に対応してくれます。
今まで決まった枠組みでしか対応できなかった既存のツール(ECUWORXなど)に比べ、柔軟性、正確性、論理的な納得感、そしてお手軽さ、どれをとっても「別次元」の領域に到達しました。本当にすごいです。
費用は、1 MILE(またはショップ向けの10 MILE)だけです。それだけで、僕のセンスを移植したツール群がAIを通じ、あなたの愛車とエンジニアリングをサポートします。使う権利は未来永劫、あなたのものです。
さらに、この仕組みのイケてるところは、あなたのセンスに書き換えられることです。
自分の手で愛車を調律し、エンジンが覚醒する快感に酔いしれる。そんな「粋な大人」の領域へ踏み込みたい方は、MESHの扉を開けてみてください。
ブログはこれまで通り、僕の心の声をそのままの熱量で書いていきますので、今後ともお付き合いよろしくお願いします。


