E46 M3 SMG2ポンプの状態を自分で簡単に診断してみる

C110+でSMG2の油圧をモニタリングしているグラフ

SMGがいつ壊れるか、自分のSMGポンプは大丈夫だろうか、というモヤモヤを、多少は解消できるかもしれない方法を紹介したいと思います。

6000円程度で買えるC110簡易診断機で、SMG2の油圧(ハイドロリック)の変化をグラフで確認します。

油圧が"80bar"かかるかどうかが一つの基準だそうです。(TECH-Mさんのブログ

圧力が下がっても、ポンプが仕事して80barに復帰することを確認できれば、ひとまず安心ではないかと思います。

上の写真は僕のM3の直近のデータです。

80bar〜60barの間を繰り返しています。(時間は180秒(3分)間隔??)

これが正常かどうかは分かりません。(ポンプ交換したばかりの人と比較してみたいです。)

今は正常に動いている気がするので、とりあえず良しとしています。

今後SMG2の調子が悪いな思った時に、このグラフと比較してみるのが、自分でできる範囲の簡単な診断だと思います。


グラフ上で油圧の立ち上がりを図示


故障かなと思ったらショップへ相談


SMG 2 Hydraulikeinheit Reparatur-Set BMW E46 M3 inkl. CSL

SMGポンプのリペアキットがドイツで買えます。(SMG 2 Hydraulikeinheit Reparatur-Set BMW E46 M3 inkl. CSL

交換手順もYouTubeで解説してくれています。

実績がないショップさんでも、このサイトを紹介して、交換をお願いしてみてはいかがでしょうか。

参考ですが、BURKHERT ENGINEERINGさんのサイトで、SMGユニットの解説があって面白いです。

ドイツ語なので、ブラウザの翻訳機能で日本語にしてもらいます。

しっかり翻訳されるので、理解できると思います。


確認手順


グラフ画面までの操作手順を載せます。

基本的な操作はこちらが参考になります。

この記事では、エンジンをかけてデータを取得できるようになってからの手順を載せました。

写真の順番が、そのままの操作手順になっていますので、英語が苦手な方は英語を"図"だと思って、見比べながら進めてみてください。


diagnoseを選択

3seriseを選択

E46を選択

driverを選択

EGSを選択

hydraulic unit/clutchを選択

read datastreamを選択

hydraulic pressureを選択

グラフが表示される


参考記事:INPAでの診断方法 | E46M3 SMG2を例に解説

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INPAの使い方 | 例:SMGⅡの診断