イキ (粋) オジ
であれ
3.5 / 3 Project Processing
今とこれから
永く静かにフォローしてくださっているオーナーさんへ。近況と、僕が今後どうなっていくのか、をお伝えしワクワクしてもらえるだろうことを綴っておきます。
ここ一年ほど、ブログの更新をほとんど止めていました。問合せをDiscord一本に絞り、開発に集中するためです。連絡媒体をあちこちに分散させると、集中力が削がれてしまうんですよね。友達に話したら「そりゃ依頼来なくなるわ〜」と笑われましたが、僕にはその感覚はピンとこなくて(笑)、これでよかったと思っています。
サイトの構成をたまに微修正している割に、施工実績がアップデートされないので、少し心配や失望を感じさせていたかもしれません。サイトの雰囲気は、見る人にどう映るかをあまり考えず、表現したいままに自由にやらせてもらっています。(スクエニの野村さんの影響です。FF7シリーズやキングダムハーツシリーズを思い浮かべてもらえると、なるほどと思ってもらえるはずです。)
単発の依頼はほとんど無くなりました。代わりに、長期のプロジェクトがいくつも並行で進んでいます。サイトのトップにある Project Processing の数字が、その進行中の数です。やってみて、同時進行は3件が限界でした。
ここで書いておきたいのは「今こうなっています」という報告そのものよりも、これらのプロジェクトが、その先にどんな価値を運んでいくのか、です。この1年半に手がけてきたものを並べてみます。
F33 435i 復旧プロジェクト
訳あり車両をなんとか復旧できないか、というオーナーさんの実験プロジェクトでした。
この訳あり具合が凄まじかったです。エラーが150以上のオンパレード、FEMが325i、トレーラーモジュールのFAがオンになっているのが癌でした。しかもモジュールのソフトウェアバージョンが何故かバラバラで……ISTAでは歯が立たず、ありとあらゆるツールを複合利用して復旧しました。
当初の依頼は、DMEの5V電源エラーの解消でした。お付き合いのあるディーラーさんからは、DME交換で40万円以上のコースを提案されたらしいのです。これをなんとかならないか、という相談から始まりました。
電気系統エラーのオンパレードだったので、これを解消しないと本当の問題が見えない。だからエラー解消から始めました。こいつがどハマりで、大プロジェクトになってしまいました(笑)。
結果、隠された膿を全部出し切って、綺麗にできました。費用は部品代がかかったものの、一般的な費用の1/3には抑えられたと思います。ちなみに5V電源エラーの原因は、バルブトロニックモーターのショート。モーター代3万円+ベッドカバー脱着工賃で治るものでした。これを見つけるには、配線図の読み込みと電気回路の基本知識を組み合わせる知見が必要でした。
ごみを宝に変えられた達成感がなんともいえませんでした。
このプロジェクトが教えてくれるのは、最初に正しい問いを立てれば、答えは意外なほどシンプルで、コストも小さくなるということです。時間をかけて丁寧に剥がしていくから、本当の原因にたどり着ける。急ぎたい気持ちをいったん置いて、一つずつ向き合う。それだけで結果が変わります、という僕の理論を実際に体現したプロジェクトになりました。
E60 M5 MT化コンバート
現在進行中のプロジェクトです。オーナーさんから「V10を自分の足と手で操れる楽しみを得るのが人生の夢」という熱いメッセージをいただき、エンジニアリング支援を行っています。
パーツを自分で揃えるかKitを買うか、E92 M3のMTミッションをどこで調達するか、32mm延長が必要なプロペラシャフトを希少なMT用中古で探すか加工に出すか、加工は現車シャフトにするか在庫品にするか……費用と時間と、施工をお願いするショップさんの要望とのバランスを取りながら、調査・調達・仕様決定・発注・関係者調整を進めました。今は部品の納品待ちで、取付加工後のコーティングは僕が担当します。
正直に言うと、パーツがなかなか来なくて、僕の方がイライラしてしまっていました(笑)。でもオーナーさんはドンと構えていて、全然焦っていないんですよね。気づいたら、僕が言っている理論を、オーナーさんの方が体現されていました。
Alfa Romeo GTV V6 3.2
こちらも進行中です。依頼は、エアコンが効かない/ECUエラーが出ている/6社に対応できないと諦められてしまった、というものでした。
まずはどんな診断機があるのかから調べ、初心に帰った気分でした(笑)。配線図も集めて舐めるように読みました。BMWと作法が違って勉強になります。年式やハンドル位置で配線やモジュールの違いが多く、正しい図面を選ぶのが難しい。見る図面を間違えてお門違いな場所を調べてしまうことも多々ありました。
お車は20年大事に乗られ、整備履歴もしっかり残っているのですが、電気制御系の問題は先延ばしされていました。リレーやヒューズの交換だけでは治らず、435iの時のように丁寧に戦略的に測定しながら、絶賛トラブルシュート中です。
6社が諦めた問題も、オーナーさんが諦めていないから続けられています。
中古車販売店支援
コンピュータ、電気系修理、新しいビジネスモデルの構築支援を行っています。詳細は今は伏せますが、もう3〜4年のお付き合いです。
この3〜4年の間に、さまざまなドラマと変化がありました。オーナーさん自身ももともと素晴らしい方で、書きたいことがたくさんあります。詳しくは別の記事で改めて綴ります。
E46 M3 CSL コンバートチューニング支援の続き
昨年からCSLカーボンエアボックスへ交換した後のVEチューニングを支援していて、今年も継続します。コミュニティのアップデートと、それを踏まえた僕の見解を今年適用します。Discord内の質問がきっかけで思いついた案で、内容は掲示板にあります。
オーナーさんは、CSLフラップ構造がない場合特有の低回転域の気持ち悪さをどうにかして解消したいようで、あの手この手でアプローチがあるならそれを試し続けたいとお考えのようです。
VANOSチューニングシミュレータ開発
OpenWAM(一次元エンジンモデル)をリファクタリングして、VANOSをシミュレーションで自動チューニングするソフトを開発しています。AIを使えば簡単にいけると思っていたのですが、全然ダメでした。もう1年以上開発しています。めちゃくちゃ大変ですが諦めずに続けています。難しいとは思っていません。早く完成させたくて、試行錯誤がじれったくてイライラするのが大変なんです。この思考中に問合せの事が頭にあると、さらにイライラしてしまうから、Discordに絞ってたのです(笑)。
独特のコーティング作法ゆえにエンジンモデルの構築でつまずき、解消したと思えばパイプ接合部の音速超えで計算が破綻し、CSL純正VEとシミュレーションVEがまったく近似せず、スロットルと回転数にVEが追従しない……複合要因が絡まっているので、色々試しまくって少しずつ解決してきました。
AIに指示を出して眺めているだけなんですけど、思考過程を眺めているとめちゃくちゃ勉強になります。BMWに限らず、自動車チューニングコミュニティで皆さん色々議論されていると思いますが、理にかなってるものやそうじゃないものなど理解できるようになります。特にエキマニやフロントパイプ、ポート開発は、ハードウェアだけの試行錯誤では天才か相当な積み上げがないと無理ゲーですが、シミュレーターはそこを越えさせてくれます。このようなショートカットが可能なのは、先輩たちが技術の積み上げを論文などのドキュメントに残してくれているからです。一方で先人の知識に甘え消費するだけでは進歩しないと強く感じるので、このように結果を公表していくことに意味があると考えて続けています。
このシミュレーターは、VANOSの自動チューニングだけでなく、その先のいくつかの機能も見据えた大プロジェクトです。中々進まなかったこのプロジェクトも、最近になって進みが早くなってきました。しかし、誰でも簡単に使えるようにするのは今のところ不可能で、需要があるならプロ向けか、シミュレーターを使ったチューニング支援という形での公開になると思います。
単発案件は無くなりましたが、その分、一つひとつのプロジェクトを深く掘れるようになりました。
これらに共通しているのは、一つのことだけです。時間に縛られず、急がず、ゆっくりだけど確実に深掘りしていく。そうすることで、最終的に本当に欲しいものが、最小限のコストで手に入る。これが僕の”M”ethodologyです。
そしてこれを実現する保証は、技術でも経験でも、お金でもありません。オーナーさん自身の「諦めたくない」という強い気持ち、それだけです。その気持ちがあるから、焦らずにいられる。焦らないから、正しい判断が積み重なる。そして気づけば、無意識のうちに行動が変わり、夢に近づいている。
僕がこれから届けていきたいのは、その仕組みです。ですが、これに型があるわけではありません。一緒に関わっていく。それだけがこの仕組みをシェアできる唯一の方法だと考えています。
諦めなかったその先に何が見えてくるのか、これらのプロジェクトから想像してもらえたら嬉しいです。
山梨中銀地方創生基金に採択されました!
最近の車は長く乗ろうとした時、キャリブレーションやコーディング、プログラミング、キープログラミングができるツールがないと話にならないというのが、ここ数年相談を受けていて感じました。
でも、これができる日本産ツールはまだ少ないんです。
特にコーディング、プログラミング、キープログラミングができるツールは無いです。
これらができるのは、AutelやLaunchやxtoolといった中国系メーカーが出している汎用診断機です。
ですが、問題は機種がありすぎてどのツールで何ができるかさっぱりわかないことです。
買う前に問い合わせてみても、販売店すら何ができるか詳細には把握できていないことがあります。(何万台とある車種の中、把握する方が無理ってもんです。)
あとはコーディングならコーディング、プログラミングならプログラミングといったように、個別ツールは欧米から出ています。
でもね、それぞれ数十万円するんですよね..しかも対応は1メーカーとか..ライセンスは1世代モデルとかそういう細かい単位で..
それを考えたら、中国系メーカーが出すAutelやLaunchやxtoolが選択肢になるんですよね。
最初は数万円の機種から試そうと思うんです。
でもね、やりたいことができると思って買ってみたら、買った機種ではできなかった!というのは良くあります。
それが起こる原因は、コーディングとプログラミング、キープログラミングとはなんぞや?そもそも、今現場で起こっている車の問題は、どれをやれば対処できるのか分かってない上に、3つの言葉が何を示しているかも分かっていないという、わからないことだらけなのが問題なんです。
この状態で問い合わせても、販売店は回答できないです。
それに怒って、わからないことをわからないままにしてツールを購入するのはただのギャンブルです。
ただでさえお金がなくて設備投資を節約したかったのに、気づけばツール代で百万超えてるなんてことは、よくある話だと思ってます。
僕は、この問題を無くしたいと思い、ツールで何ができるのか、現場目線の情報をアップデートしたいと思い、ツールを購入しました。
でも、ツールに投資できるお金がなかったので補助金を使いました。
国が出す補助金って、いつもあんなにイケてないでしょうね。
期限も決まってるし、金額は少ないし、柔軟性がないというか、使えないんです。
少額のくせにやたら審査や書類が厳しくて、お金以上に時間や心の消費が大きいです。
いつも思ってるけどバカバカしいです。
他の補助金と比べてどう思われるかとか、他の国民にどう思われるかとか、他人の目ばかり気にしているからああなるんでしょうね。
なのでちょっと目線を変えて、目的を少しズラして補助を受けることを考えてみたらうまくいきました。
このスキャンツール、本当になんでもできる(ただし、車のコンピュータの仕組みを理解していれば..)
申請は、Launch x431 Pad7とx-prog3で出したんですけど、新興のxtool 100MAX2を購入しました。
理由は、Launchはすでにサポートしている中古車屋さんに購入してもらって、ある程度研究が済んでいたことと、Launchのサポートがめちゃくちゃ悪いというか、いくら連絡しても返信ないのでやめました。
xtoolのサポートは良いですね!やっぱり後発で、先発組をなんとか追い抜きたいという気概が感じられます。
それに、せっかく頂いたこの機会を、みんなが気になる老舗と新興の比較に使わずして、何が公益だろうかと思ったんです。
詳細は別のコンテンツにしようと思いますがLaunchより使い心地は良いです。(おそらくソフトウェアのコア部分は同じなんですよね。違うのはハードウェアとソフトのUIだけかなって感じます。事実は分かりませんが。)
このツールと僕のスキルがあれば、解決できない問題の方が少ないと感じました。
なぜこのサービスをやるか
自動車整備業界で蔓延している一部の詐欺まがいのサービスを、どうにかして減らせないかってずっと考えてたんです。
きっと同業者の方たちも、頭を悩ませているんじゃないかな。
整備やチューニング後、オーナーが感じる不具合も、こんなもんですよと済ませたり。
使ってるパーツや素材を純正品や上級品と偽ったり。
最初は騙すつもりはないと思うんです。
色々追い詰められて、どうにもならなくていつの間にか詐欺みたいになっちゃってた。
サービスの質を高めるより、目先の利益を追うような自転車操業になってしまう。
業界の人から直接話を聞いたり、調べたりしていると教育の問題だと思ったんです。
これは、自動車整備士養成のカリキュラムに問題があるわけではなく、育った環境というか、そもそも両親の教育というか、日本の歴史というか、、
そういう根本的な問題だと思うんですよね、、、
じゃあ、これをどう解決するかというと、「ありたい理想的な世界観を、目先の問題解決を通じて実際に目の前で体験してもらう」ことかと思ってます。
これは、世界のさまざまな教育理論や心理学、歴史に触れた上で、実際に実践して掴んだノウハウです。
じゃあ、ありたい理想的な世界観ってなんだろうか。
僕はね、「理不尽で話の通じないお客さんや上司の対応に、家族と過ごす時間や自分の楽しみの時間を犠牲にすることなく、自分が面白いと感じることを仕事にして必要十分なお金が得られ、慎ましく幸せを感じて生きられる」ことかなって考えています。(心の声を出してます。)
じゃあ、自動車整備業界の目先の問題ってなんだろう。
車のコンピュータ関連のキャリブレーションや、エラーコードの診断、リプログラミング作業や、これができるツールの選定、セッティングなどかなって思ってます。
ただでさえ日常の整備で忙しいのに、診断ではお金取れなくて、しかもやたら時間のかかるこれらの作業に、これ以上自分の時間を犠牲にしたくないはずです。
僕ならそう。
家族がいたら、家ではパートナーから仕事で帰りが遅いだなんだで詰められるし、仕事で疲れても子どもたちからは遊んでーって容赦無く迫られるし、仕事では上司やお客さんにプライベートな話を持ち込むべきではないし、心の行き場がないんですよね、きっと。
僕なら、そんな整備士さんや中古車屋さんのサポートができるかなって思ったんです。
個人でやってる整備工場さんや中古車屋さんって、独自のノウハウとかカラーとか価値があって魅力があるのに、なぜかつまらないところで詰まってる気がするんです。
そいういつまらない部分は、一人だと変える気が起きないけど、伴走だったらできるかなって思ったんです。
それに、この問題って整備業界だけでなく、抱えてる人って多いんじゃないかなと想像してます。
でもね、僕一人では、日本全国のお困りの方のサポートはできないので、自動車整備士さん及び車好きな個人のオーナーさんに絞って、サポートサービスを展開したいなって思ったんです。
それでもやっぱり僕一人では荷が重いので、山梨県内またはこのブログが手元に届いた人に限定したいと思ってます。
そうやって、僕と同じようなことができる人を増やしてそれが伝播し、いつの間にか日本全体が良くなっている。
目に見えないし、評価はされないけど、僕はそういう起源になりたいなと思ってます。
自己満だけど、自己満が自分の人生なんだから大事にしています。
自己満を極め、そこから滲み出たおこぼれが、多くの人の役に立てばいいと思うし、いいなって思う人の仕事や仕事のやり方ってこうなんです。
なので、自分を信じて、他の人からどう思われるか目もくれず、心の向く方向に突き進みたいなって思います。
その足跡が、後世の役に立てばなお嬉しいかなって思います。
受注を絞らせて頂いてます
僕は、子どもが6歳を超えるまでは、自己肯定感が脳の不揮発性チップ(データを書き込んだら消せないROM)に焼き付くようにしたいんです。
そもそも、人類共通の公益事業って次世代(子ども含む)を育てることだと思うんですよね。
まずはここをやりたいというか、最優先事業だと考えています。
(自分の子を育てることで、子を通じて他の子とも影響しあって、相互に伸びていく。自分の子も他人の子も信じて、必要な手を差し伸べられる状態でいたい。そしてその過程で自分自身が成長させてもらっている。)
そのためには、両親が子どもを全面的に受容できる状態である必要があると考えていました。
結婚する前から、子どもの育ちには母の受容が最重要だと考えていました。
でも課題は、僕が妻や子どもたちを受容できる状態になかったことでした。
会社員時代は、とにかく経済成長、グローバル競争の荒波に飲まれ、自分のことを深く考える時間すらありませんでした。
でもそんな荒波の中でも、本当にこの波に乗っていることが地球の持続可能性を実現する上で正しいことなのか、ずっと疑問に思っていました。
移住して、
自由に生きる北杜市の人々に触れ、
育休を10ヶ月とって、
自分のことをよく知る時間をとり、
自分の心の向く方へとりあえず進み、
違うと思ったら調整する、
というのを試行錯誤してきました。
当時は、自己肯定感という言葉すら知らなくて、勉強やコーチング、自己トレーニングと試行錯誤を経て、やっとスタートラインに立てた気がします。
ここ2年、僕と妻も、子どもたちへも、お金と時間をものすごい投資したけど、あと2年は必要かなぁ。
これまでも、僕が悲鳴を上げるほど大変だったけど、あと2年、試行錯誤しながら乗り越えていきたいと思います。
もちろんその先も。
そんな中、今までオーダーをくださったオーナーさんに、何かと満足できるほどサービス提供できなかったこともあり(反省)、それはやめたいなと思って、心が広いオーナーさんの案件に、受注を絞らせて頂いています。
一つ一つ丁寧に対応しながら、サービス内容を調整していきたいと考えています。
(こんな状態で、よくM3を維持できたよなと思うのですが、それが僕のこのブログで最も伝えたい部分です。徐々に開示していきます。)
僕のキャパシティは、1ヶ月で1メモリだとしたら、1年で12メモリーです。(今のところ)
僕は、個人向けサービスブランドを"M"ethodology。
事業者向けサービスブランドをTSUNAGI GARAGEにしています。
各サービスの消費メモリーは "M"ethodology = 1メモリ TSUNAGI GARAGE = 4メモリ です。
今年は、今のところ残り3メモリかなぁ〜。
ブレない"M"の軸
"M"を初めて9年目。2025年は大きな節目となります。ですので、これまでを振り返り、今後の"M"の在り方を具体的に記しておきたいと思います。
思い起こせば、僕は車が大嫌いな時期がありました。メンテナンスも洗車もめんどくさいし、関わってる人も目にする雑誌も、全てがかっこ悪いと思っていて、車に関連する人はまるで存在しないものであるかのように振る舞っていたこともあったと思います。
じゃあ、なぜ今車に全力で関わってるかというと、嫌いなものすらも楽しめるようになってしまえば、人生楽しい事しかないと考えたからです。
実際、嫌いなものに向き合ってみたら、最高に楽しくなって、今では車は僕の人生みたいだし、周りにもそう思われています。
この生の試行錯誤体験記が、社会が大量消費経済成長史上主義から持続可能経済成長へ大きく変わろうとしている変革期に、迷える人たちへ道標を与えられるかもしれないと思ったのが、"M"を始めたきっかけです。
年10本のコンテンツをアップするかしないかのレベルだけど、始めた時も今も変わらない軸があります。これまで、内容は技術的なことばかりで、僕の考え方とかポリシーみたいなものにはあまり触れてこなかったので、ファンの方には僕が何をしたいのか、分かりにくかったと思います。(ブログを開設した当時は、このようなことばかり書いていましたが、自信がなくて消してしまった。)
実を言うと、何年か前から生活に満足しすぎて燃え尽き症候群みたいになっていました。人生に迷っていたんです。
理由は、気づいたら、子どもの頃にイメージした将来在りたい自分に、15年は巻きで実現できていて、現実に心が追いついてなかったからでした。
6年前に、15年ぶりに会った高校の時の心の友に、子どもの頃からの目標を実現できたのに、どうしてよいか分からない、とこぼしたことがありました。
"満喫すればいいじゃん?"と言われてドキッとして、そうだよな。と思い、でもどうやって満喫すればよいか分からず、迷宮に迷い込みました。笑
本当に困りました。次にどう在りたいか、在るのか、全く想像できなかったんです。自分でも不思議な感覚でした。
頭は使って考えて、色々行動してきたんですよ。でも、その時その時の今に集中しすぎて、将来はまぁなるようになるか、とすら考えることを忘れて、盲目になっていました。盲目になっている事すら認めたくないみたいな。今となってはよくわからないプライドで凝り固まっていたと思います。
極論、まぁなんとかなるさと考えられていれば、それはもう人生バンザイだったと思うんです。
それを忘れて、目標もないままアクセルフルスロットルで駆け抜けてしまってた。(ブレーキペダルとアクセルペダル間違えてコンビニに突っ込むみたいな。もはや事故ですよね。笑)
その影響か、パワーが出ないというか、空回りするというか、やるにはやるんですけど最後の踏ん張りが効かなかったんです。そしてうまくいかないと極端にイライラして周りにぶちまけるんです。
ですがこの1年、立ち止まって、これでもかってくらい悩んで、人の助けも借りてようやく自分に戻れたと思うので、こうして"M"に関連する部分の原点を書き留め、いつでも戻れるようにしました。
ですので、このコンテンツは僕自身の為なのです。ですが、僕のサービスを受けてみようと思う方や、僕の事業に投資したいと本気で考えてくださる方にとって、有益な内容になると確信しています。
ストーリー
- 車嫌いだった原因は父親、でも好きになったきっかけも父親
- "M"を始めたのは、E46M3を購入したタイミング
- "M"が作るのはやろうと思えば全部DIYできる"心の在り方"
- 足を引っ張っていたのは僕の心の在り方
- 今できることを着々と楽しみながら進める
車嫌いだった原因は父親、でも好きになったきっかけも父親
子どもは親父の背中を見て育つ、はまさにこの事だな、としみじみ思います。
多分、これに共感してくれるオーナーさんは多いんじゃないかな。
いきなりぶっ飛んだ内容だけど、人生の軸を具体化する上では、こういったことを振り返るのはとても意味のあることだと思うので、こうして書いておきます。
僕の親父は車好きです。僕が小さい頃から僕が嫌な事を無理矢理やらせる傾向がありました。僕がまだ物心ついてない時、はっきりと記憶があるのは、チューブローラーコースターに乗せられて、高速で駆け抜けていく映像が、命の危機だったと今でもトラウマのように思い出します。
その後も、嫌なのにレーシングカートに無理やり乗せられたし、スキーもやりたくないと言ってやらされて、木に激突して死にそうになったし、料理も嫌だというのにやらされて、鉄のフライパンの付け根持って大火傷するし、昔公園にあった扇状の雲梯とか、てっぺんは落ちたら死ぬと思うくらい恐怖だったのに、出来るまで家に帰らないとか、今でもその感情がはっきりと浮かぶくらい嫌でした。当時の僕の車嫌いは、ある意味父親の全否定からくるものでした。笑
というか、父親は僕が小学生を卒業するくらいまでは、家に殆どいないし、休日たまに家にいたとしても昼過ぎまで寝ているし、起きたら知らないうちに外に出て、僕が寝た頃に帰ってくる。
夜うるせーなと思って起きたら、母と喧嘩してるし。
それでたまに遊んでくれるかと思いきや、上記のような迷惑行為をしてまた消えていく。
時代だと思うのですが、迷惑おじさん(ほぼ他人)って思ってました。(もともと喫茶店を経営していたのですが、うまくいかなくなって畳んでから、職を転々としていたのです。)
僕が小学生高学年になる頃だったかな。産業廃棄物処理業者の社員として続けるようになってきた頃から、父との関わりは増えていきました。
迷惑行為は変わらないのですが、まぁ父なりに何かしてくれようとしてるんだなというのは伝わりました。
あと、当時、僕が乳児の頃から患っているアトピーが年々酷くなっていて、この時がピークだったように思います。
アトピーになった原因は、両親曰く、喫茶店を畳んだ後お金がなくて、一時的に衛生環境が良くない部屋を間借りしたことがあり、その時に突然発症したんだそうです。アレルギー性鼻炎、喘息、アトピーと当時の現代病をフルで患っていました。
それに負い目を感じていたんでしょうね。
良い治療方法を調べたり、聞き回ったりしてくれて、仕事のつながりで教えてもらった皮膚科に掛かることになりました。
車で片道1時間半だったかな。毎回親父と車で通い、親父が延々と喋っていたのを聞いていました。
2ヶ月に1回の通院を3〜4年は続けた気がします。
最初はすごい苦痛だったんですよ。それは覚えてます。すごく嫌だったけど、そのお医者さんの処方がものすごく効いて、アトピーが2ヶ月でみるみる良くなりました(魔法かと思った)。背に腹は変えられないと思い、毎回長くて苦痛な話に付き合ったと思います。(このおかげで聞き上手になったと思います。)
あまりにも苦痛すぎて、自分の為になるように考え方を変えて、話を聞いてみようと思ったことが転機でした。
父の話を受け止めてみると、父の話は思ったより面白かったんです。これに気づいたのは確か中学2年生くらいの頃です。
喫茶店の経営のことを聞いてみたり、仕事を転々としてた時のことを聞いたり、家庭を壊すほどの借金をした理由や、その中でしていた悪さのことも聞いたり、色々正直に答えてくれたので、"反面教師として"とても勉強になりました。
この時以降から親父とたまにレンタルカートに行くようになったり、親父の持ってる雑誌をちょこちょこ読むようになり、眠っていた初代グランツーリスモを初めてみたり、大学に入ってから、親友に勧められてZ32を買い、友人やバイト仲間と昼夜問わずドライブに行ったり、サーキットを走ってみたり、改造して走って、新しい出会いがあって、恋愛して、仕事を自分で選べるようになり、S2000を買い、結婚してこどもが産まれてE46M3に買い換え.. 山梨県北杜市に移住して起業して...
親父と車の中で過ごした時間は、間違いなく僕の人生の転機になったし、以降の僕の出会いも全部車に関連していたと思います。
妻と初めてマッチングアプリで会話したのも、2015年1月1日の夜中、当時の職場の先輩の実家(九州)へ、横浜から下道で向かっている途中でした。(フルバケ、ロールケージ付きS2000で)
後述する、僕の2つの事業を一緒になって開発してくれているパートナーたちも、車がきっかけで深く繋がることができました。
30年以上の繋がりのある親友も、車つながりだしね。
"M"を始めたのは、E46M3を購入したタイミング
純粋に、憧れていたE46M3に乗れるようになった幸せをシェアしたかった、というのが一番でした。どこでどうシェアしていこうかと考えている時、ついでに面白いことができないかと考えたのが次のようなことです。
1台を極めて収益化するって誰もやってないから面白いのでは?
E46M3の維持費やチューニング費用を生活費と切り離して稼げるようにできたら面白いのでは?
まずこれを思いつきました。
さらにこの時、僕はごみ焼却プラントメーカーで、整備履歴を世界で共有化して、エンドユーザー(プラントの使用者)のプラントの維持費をさげ、他の事業投資に回せるようになるプラットフォームを企画し、会社から出資を受けて開発をしていました。
ごみ焼却プラントでうまくいったら、他の業界へ転用したいと考えていたので、自動車整備はどうかなと考えました。
(これが僕がやっているTSUNAGIサービスなのですが、機能的ノウハウを全て注ぎ込んだ割にアプリ単体はうまくいっていません。笑 後述するコーチングサービスの運用ツールとして展開しようと考えています。)
そしてもう一つが、車を持続可能燃料に対応できるようコンバートして、乗り続けられるようにしたら、もっと面白いだろうなと考えました。
合成燃料は開発が進んでいたし、エンジン需要はスペシャリティカーやスーパーカーなど希少車で、少なくとも残り続けると感覚的に考えていました。
合成燃料が普及するかどうかわからないけど、水素やエタノール、メタンとか、色々代替燃料はあって、僕の予想では、既存のガソリン普通車はエタノールだろうなと考えました。
技術は概ね収束しているから、あとはエタノールのサプライチェーンの問題だから、僕にはどうしよもできないし、その時がくればそうなるから時間の問題かなと考えていました。
(ですが今、このサプライチェーン構築を、僕の事業の1つにしています。)
その時、課題として残るのは既存車のコンピュータチューニングだろうなって考えました。
調べても情報がほとんどないし、できる人も限られていて、途方に暮れました。
だからコンピュータチューニングを学ぼうと思って、いつの間にか自在にできるようになリました。笑
あとはエンジンオーバーホールもできるようになって、内部点検や部品の交換もできるようになると持続可能かなって考えました。
部品も作りたいと思ったけど、金属パーツやガスケットの生産ができるイメージなかったから将来的にできればいいなと考えました。
とりあえずこれに向かって走り続けようと思って"M"を始めました。
あ、気づけばE46M3の維持費はとっくに稼げるようになっていました。笑
あれしたい、これしたいの未来しか見えて無かった..笑
"M"が作るのはやろうと思えば全部DIYできる"心の在り方"
既存のサプライチェーンを拒否している訳ではありません。
積極的に助けてもらいたいです。
単純に、最後の最後は自分でなんとかできる状態で在り続けたいということです。
これを実現するには、自分がどんな状態だと満足できるか、を具体的に知っていることが一番必要だと学びました。
僕の場合は、開発したいアイデアがとめどなく出てくるので、今作れるものを作り切るまで行動できる状態に在ることが理想の状態です。
もう少し具体的に表現するなら、この状態を維持・発展させる為に、必要なモノ(情報、ネットワーク、スキルなど)がどこにあって、どうすれば手に入るかを認識し、動こうと思えばすぐに動ける状態で在ることです。
今この段階で言えば、会社の管理の仕事は一切なく、また僕のやっていることに家族の理解があり、自分が必要だと思う時間を自分で確保できるよう、家族や仲間の理解を得られ、今この場に集中できる状態のことです。
会社の中ではこの環境構築ができました。
ただ、よりプライベートに踏み込んだ家庭ではうまくできなかったんです。
自分の弱い部分の感情が"むき出しになる"場でのコントロールができなかったんです。
要するに、自分の弱い部分を自分で認めることができず、隠していた(虚栄を張っていた)んです。
自己否定していたんです。
結論、自分の心の在り方(自信)の問題なんですよね。
自信というのは、全てのモノや道具、お金などを所有し、制約条件をクリアしていることではないと考えています。
この考え方のもと、"ガソリンエンジン車を楽しみ続ける"枠で社会を見た時に、社会に足りていないものと自分が貢献できることをすり合わせたところ、コンピューター関係の問題と、人の心の在り方に関して、情報もないし理解もされていないことに気づいたんです。
これは気持ち悪い。
あまりにも足らなすぎて、僕一人で対応し切れないから、できる人・わかっている人を増やすコーチ(コンサル)が役割だと考えています。
ですので僕がお伝えできるのは、考え方やアプローチ(行動)です。これがあれば、正直どんな理不尽な環境に置かれても、楽しく生き抜ける最強のスキルだと考えています。
ビジネスコーチングとか、恋愛/結婚コーチング、パートナーシップコーチング、キャリアアップコーチングとかさまざまな切り口でコーチングサービスを展開されている方がいらっしゃいます。
中身の芯は極論みんな同じかな〜。
ただ切り口が違いますね。切り口の違いのバリエーションは非常に大事だと思います。
人によって興味は違うし、興味がある分野でこそ、自分が変わり学ぼうとする意識が強くなり、払ったお金に対する見返りが最大化するものです。
なので、僕は自動車コンピュータの問題解決に切り口を絞ってサポートしたいと思います。
足を引っ張っていたのは僕の心の在り方
開発する時間を十分に確保したい!というのが僕の一番の願いです。
でも開発費用がないとできないからお金も欲しいです。笑
この2つをバランスさせるのがヒジョーに難しい。
特に、僕はブランド力の高い会社にいたし、エンジニアでもあったので、技術的難易度と提供している価格差に詐欺的な嫌悪感を抱いていました。
儲けすぎることを悪だと思い込んでいました。
1ヶ月前までの自分がこれです。
こう考えている方がバカだし、社会のことを全くわかってないクソバカだったんです。
大嫌いだった、マーケティングの本や儲けの本もたくさん読んで、儲けてよいという表現は何度も目にしていましたが、胸糞悪いと本を閉じていました。
前職を退職する前、一時的にブランド部門(マーケティング部門)にいたのですが、胸糞悪くてゲロ吐きそになりながら、毎日朝まで働いていました。
今思えば、こんな僕こそが胸糞悪いゲロそのものだったんです。
会社員時代はやっぱり楽だったんです。会社に所属していると、採用フィルターを通り抜けているわけだし、人としての信頼感がそもそも高いんです。組織内で信頼されている人を味方につければ、お金も付きやすい。しかも責任なんてあって無いようなものだし。笑
でも、会社員としてエンドユーザーに価値のあるものを作ろうとすると、邪魔される。というか阻止される。理由は会社が儲からなくなるから。
しっかりと会社の儲けを考えなかった。会社が持続的に経営していくために必要なことを全く考えられていなかった。
独立してからは、信頼は全部自分だし、ゼロから積み上げるって難しいし。長期的な経営に何が必要か考えられなかったし。考えることを拒否していた。いいものさえ作れば勝手に売れることしか見てなかったんです。それを戦略だと自分に虚栄を張っていたんです。
製品や商品を受け取ったお客様の気持ちや人生もそうですが、自分のことを一番考えていなかった。
そして自分のことがよくわかっていなかった、という落とし穴。
昨年は独立後、信頼を得るのにどうしたら良いか、に一番悩んだ1年でした。
特に、独立後、経済的不安を一番感じる妻との関係に非常に悩みました。
メンタルコーチに相談に乗ってもらったりもして、やっと抜けられた気がします。
そう。僕はやっぱり自信がなかったんです。自信はあると思ってたんですけど、それが虚栄だと気づけなかった。だから経歴をひけらかすような表現を多くしてしまっていたし、お金をたくさん頂くことを悪いことだと決めつけていました。
だから、僕の時間が奪われたり、金の入りが悪いような状況を自分で引き寄せてしまっていた。
このメンタルを入れ替え、再スタートを切るというのが今の状態です。
だから今後は、僕が何かを提供するという一方通行ではなく、お金も技術も知識も時間もお互いの人生が上向くような循環サイクルを作るようなイメージで取り組んでいきたいです。(今までもそのつもりだったんですけどね。僕の自信のなさが足を引っ張っていました。)
今できることを着々と楽しみながら進める
愛車のサスティナブルサポートサブスクリプション("M"ethodology)を安定化
僕が、E46M3を通じて得た人生の在り方をコーチングするサービスです。
車はなんでもいいかな。僕も何も知らない所から始めたので、8年分をぎゅと1年に凝縮してお伝えします。
オーナーさん自身が、この車となら成長していける!と強く思っているなら、そのサポートをします。
チューニングやトラブルシューティングといった難問へ向き合う中で、己の本当の望みに気づくと思います。
望みを叶えるために、大切なパートナーや仲間と関良い関係を構築する必要性を感じると思います。
良い関係を構築するために、相手は絶対変わらないので、己の心(考え方)をアップデートしないと無理ゲーと気づきます。自分が変わると周りの動きが変わって(そのように見える)、自分の思う通りに物事が進むようになる(そう感じるようになって幸せレベルが爆あがりする)というイメージです。
これって、ビジネスコーチングでも恋愛/結婚コーチング、メンタルヘルスコーチングなどさまざまな分野で結局言ってることはコレなんです。(勉強したし、実際にコーチングを受けてきて、試行錯誤して実証してきた。)
自動車チューニングを通じた人生コーチングって、もしかして世界初かな。笑
後述する事業との並行は1ヶ月1人の受注レベルならなんとかできると考えているので、これを目標にしたいと思います。これ以上はおそらく無理です。
このサービスを受けて成長してくれた人が、今度は別のオーナーさんにサービス展開して繋いでもらえたら嬉しいです。
👉 "M"ethodology | 愛車のサスティナブルサポートサブスクリプションサービスページへ
E46M3のエンジンレスポンスチューニングアプリを完成させる
僕は、ずっと愛車の性能見える化アプリ開発をめざし、その経過をブログ記事にしてきました。
汎用OBDから取れるデータでやろうとしてましたけど、難しい。
取れるデータが1秒ピッチ(荒すぎる)ことが難問です。
でもいくつかアイデアがあるので、いずれ解決できると思います。
このアプリに自動チューニング機能をつけ、Androidナビで車と対話するようにどんどん車が良くなっていく体験を作る予定でした。(このアイデアがあったから、Androidナビを選んだんです。笑)
でもそれができてない問題は、やっぱり僕の心の在り方でした。
収入が少ないことで、妻と喧嘩になり、バイトしたりスポットコンサルをやったり、職務経歴書を直したり、別の仕事を作ろうと色んな人に話を聞きに行ったりフラフラフラフラしていました。
お金の不安を考えず、この時間を使っていれば、とっくに出来ていたと思います。笑
このアプリをグローバルで適切な価格で販売していれば、お金は回収できただろうし、次の投資に回せたと思います!
E46M3のバイオエタノール運用メソドロジーを開発
アメリカやブラジルでは、何年も前からバイオエタノール混合燃料がガソリンスタンドで普通に販売されていることはご存知ですか?
既存の車も、燃料供給系統にアルミやゴム、一部の低質プラスチックを使っていなければ、燃料噴射量を少し増やすだけで対応できることもご存知ですか?
アメリカではエタノールとガソリンの混合に対応できるサブコンキットが15万円ほどで売られています。
アメリカではエタノールの混合比率を、ガソリンスタンドでE10、E15、E85と選べるようです。
ですので"FlexFuel"キットと一般的に呼ばれています。
キットが優秀なのは、エタノールの混合比率がリアルタイムで変わっても、即座に反映してくれる所です。
だからFlexと名前がついているんです。
マニアックなアメリカ人はどの混合比率が最もパワーが出るかテストをした所、概ね35%前後が定説になっています。E85にガソリンのみを追加給油して混合比率を自分で調整しているようです。笑←さすがアメリカの走り屋。
そして僕はキットを買いました。笑
なぜかというと、早くバイオエタノールでM3を走らせたいからです。
Back to the Future Part 2でドクがマーティンの家に突然訪れて、デロリアンの背面にあるポットに、ビールの水滴とバナナの皮、(アルミ缶も入れちゃったけど)などの生ごみを入れてましたよね。
当時、あんなかっこよくて空とべる車が生ごみで動くなんてと、衝撃が走ったものです。
それがE46M3というかっこよくて(飛べそうな?)車を走らせられるなんて、生きてるうちに来ないと思っていた未来がすぐ実現できるじゃん!!と興奮したものです。
日本では、2005年ごろのバイオマスニッポン戦略が打ち出され、E10(ガソリンに10%のエタノール混合)の導入が目指されましたが、今何年でしたっけ?
2024年11月11日に経済産業省から第七次エネルギー戦略が出され、その資料の一部に既存自動車へのバイオエタノールへの検討が含まれています。[経済産業省:自動車用燃料(ガソリン)へのバイオエタノールの導入拡大について]
※バイオエタノールの現状について簡単に学ぶ:アメリカ穀物協会|もっと知りたいバイオエタノール
要するに、問題が複雑でうまく行っていないということです。(この理由も別のコンテンツで説明する予定です。)
これはエタノール生産に必要な原料に対して、質量比で概ね10分の1程度しか生産できないのに、輸送や製造などににかかるエネルギーが、ガソリンを超えてしまうことが大きな問題なのです。(これも別で説明します。)
これは40年前からこんなこと言っていて、いまだに解決出来ていない問題です。
この問題に対して僕たちは、"自分が必要な分は、自分の家で自分で作ればいいじゃん"という考え方でアプローチすることにしました。
例えば、僕たちの素人実験では200kgの米糠から20Lのエタノールが素人でも作れることが分かりました。
E46M3のガソリンタンクは63Lですね。
概ねE30のフレックスフューエルができます。
製造方法は、日本酒と同じです。
問題は、エタノールと水の分離です。一般的には蒸留によって分離しますが、車の燃料として使うには、99.5%以上が推奨値らしいです。ですが、蒸留だけでは95%が物理的限界です。
これをゼオライトや膜分離法などを使って99.5%程度を達成できるのです。ゼオライトって、500gが1000円くらいで手に入りますからね。300℃くらいで乾燥させたら再利用できます。
300℃は家庭用オーブンでもいいし、自然エネルギーを使うならソーラーオーブンという手段もあります。
ということで、日本政府がもたもたしているので、僕たちはAiki Energyという会社を設立し、個人がバイオエタノールを必要な分入手し使えるようなサプライチェーン普及を行う事業を行うことにしました。
この事業を行う傍ら、E46M3向けに燃料まで自給自足してしまうメソドロジーを開発しようと思います。
今現在、日本でのエタノール製造の法的制約は、経済専業省への届出が必要なことです。(90%以下は国税庁への申請です。)エタノールを販売すると、1Lあたり990円の税金がかかります。目を疑いましたけど、既存のサプライチェーンを守る為です。
製造と使用だけなら、最初の申請15万円前後と、年1回、エタノールの生産量と使用量を報告することが義務付けられています。
あと、もう一つ忘れてはいけないのは、エタノールとガソリンの混合燃料を燃焼させるとアセトアルデヒド(発がん性物質)の発生量がガソリン比だけの燃焼と比べて10倍に増えるという論文があります。[有害物質による影響を考慮したバイオエタノールの環境影響評価]
これは問題なのかな?不都合な真実かな?そもそもガソリンでも出てるんでしょ?あまり話題になっていないですけど、論文になっています。
製品化する前は、環境影響を十分に検証し、問題であれば対処します。
E46M3のエンジンサウンドチューニングの研究を始める
僕の親友はマセラティグランスポーツに乗っています。確かフェラーリF430のV8エンジンだったかな?
でもマセラティは音が全然違いました。
車内に聞こえる音が楽器の演奏みたいで心地い。
(親友のアクセルの踏み方が下品だから、台無しだと感じたのはここだけの話。ごめんね!)
おそらく、アクセルワークで音楽を演奏するようにできるなって思ったし、自分も同乗者も気持ちよくできるなと思ったんです。
いつまでもこの車に乗ってドライブしていたい、という最高の体験を形にしたいと考えています。
密かに、さまざまなメーカーの排気音を聞き漁った中で、僕のイメージに一番近いのは、Status gruppeのマフラーとスーパースプリントのクロスパイプ、どこかのフロントパイプの組み合わせでした。イトレーでもないしサクラムでもないです。
そもそも音量が大きすぎて、それだけで下品感が出てしまいます。
おそらくニーズに合わせてるというか、出力優先だからそうなってしまうんでしょうね。
ニーズに合わせてたら芸術作品は作れないと思います。アートは問いかけです。ニーズに合わせないと、商売にならないと言われますが、それは自分が楽しんでないからです。楽しくないなら別の楽しくできることを探した方が良いと思います。
親友が音楽家でもあり、音の研究科でもあるので、彼の力を借りてフロントパイプとセンターパイプ、カーボンエアボックスの先端部分、DMEチューニングを開発したいと考えています。
パイプのレイアウトは、まずサクラムのように2→1と統合して倍音を作ります。さらにもう一度分離して、今度はタイミングをずらして統合することで、さらに倍音を作れないかということです。
要するに直6でなんちゃってV12(いや、直12か..笑)サウンドを作ろうという試みです。
スーパーフォーミュラーで赤虎だったかな?ホンダエンジン陣営が、排気ガス系統とウェイストゲート系統の排気を統合して、直4でなんちゃってV8(?直8笑)サウンドを作ろうとしているのと似た考え方です。
この開発に600万円ほど使いたいなと考えています。
何回もレイアウトを作り直して音の質を再調整することを考えると、このくらいないと納得いくものはできないかなと考えています。概ね1本30万円くらいの制作費を考えていて、他社製品との組み合わせを見たいからいくつか製品も買って組み合わせをテストしたいと思ってます。
E46M3 レストモッドパッケージの展開
これまで書いたことを1つにして、レストモッドのようなパッケージにします。
ポルシェに、シンガーというレストモッドブランドがあるのはご存知ですよね?
僕がこれを見つけたのも8年前。見た瞬間にこれやりたいなぁって思いました。
内装とかは後で考えたいですが、パートナーとの運転体験を軸に置いたコーディネートにしたいです。
その上で愛車が、自分の運転スタイルやカスタマイズに合わせて生き物(相棒)のように変化する体験ってワクワクしませんか? 逆に気持ち悪いかな? 車と人間のパートナーと自分の三角関係でそれぞれがジェラシーを抱きつつ、でも時間と共に融合して満足する感覚を提供したいです。ちょっと悩ましい感じの演出が、人間っぽくていいかなと思ってます。
しかも、ここまで書いた内容を読むと意外とすぐに実現できるような気がしませんか?
そんな気が一番強く感じているのは僕です。笑
早く実現して、この楽しみを感じ続けたいなぁ。
最終的に
E46M3で培ったノウハウを、フェラーリ"456M"か"612スカルエッティ"か"FF"かのいずれかに注ぎ込んでみたいです。(僕が所有したいわけではない。)
フェラーリサウンドってドラッグですよね?本物のV12を日常で感じたい。
最近、漫画の満州アヘンスクアッドを読みましたけど、真アヘンのようなイメージの体験を新しく作るイメージをしています。
他人の注目どうこうではなく、ただ感じたい、それだけです。
いつかな。着手できるのは僕が55歳くらいの時かな。
こう宣言しておくと、今までの人生大抵巻きで実現出来ているので、今の本当の感覚を書いておきます。
Discordについて
“M”サービスをご希望するオーナーさんは、下記リンクよりDiscordのTSUNAGIサーバーの相談を開始するチャネルよりチケットを発行してください。
Discordについて
Discordって何?という方に、ネットには書いてなかったメリットとデメリットを共有します。
概要
LINE+Zoom+掲示板の機能が全部入った無料かつ広告なしのコミュニケーションツールです。
"居心地のいいコミュニケーションの場"を提供することが軸に置かれて開発されているツールです。
コロナ禍で、特に子どもたちの間でブレイクしたようです。
面白いのは、チャットも通話もリアルタイムのやりとりに誰でも自由に出入りできることです。
子どもたちが、公園のベンチでゲームをしていると、画面が気になって覗き込む子が増え、その子たちとの間で雑談が生まれるイメージが近いかもしれません。
「今ここで入ってくる?」とか「この面子なら今は入るのやめとこう」という感覚まで再現されます。
※個人のやりとりには入れませんので安心して下さい。
Discordの背景
アメリカのスタートアップが開発・運営しています。
もともとネットゲーマーで、起業家でもある創業者が、音声品質の悪いSkypeの代替として開発したコミュニケーションツールが、一般やビジネスにも活用され、世界的に普及したようです。
Switch、PlayStation、Xbox、Ssteamなどの世界のメジャーゲームプラットフォームに公式対応しています。ゲームが好きな方はよく見かけると思います。
収益は、これらの会社からライセンス料や、一般ユーザーから絵文字やデコレーションなどの課金(サブクスリプション)で得ているようです。
2023年ごろまでは、Disruptor100(世界の既存のサービスの破壊的企業100社)で1位を取っていました。
ビジネスシーンではSlackの方が有名だし使いやすいのですが、Discordは無料という点でアドバンテージがあります。
メリット
出入りが自由で、余計な通知もないので、コミュニティ管理者にとってもユーザーにとっても気兼ねなく出入りできることです。
LINEみたいに電話番号もいらないし、匿名でも良いので、登録も楽ちんです。
LINEだと、いきなり個人のプライベートに入り込むイメージで少し抵抗がありますが、Discordはそのような”気持ちの引っ掛かり”をことごとく取り除くように努力がなされています。
デメリット
慣れるまで、用語やキャラ、デザイン、操作性が肌に合わず、拒否感がある人もいると思います。
基本テキストチャットも音声チャットもオープンルームなので秘密の話はしにくいです。
ですが、ロックをかけたチャネルを作ったり個別メッセージや音声通話もできます。その一方でコミュニティが大きくなると、管理者の負担が増えていきます。
そのかわり別の管理者に権限を一部渡したり、運営機能が充実しています。
Discordの始め方
ノジマさんが初心者にとってわかりやすいガイドを書かれていたので、リンクを載せておきます。
家族も好きな近所のお食事処 | 山梨県 北杜市
オーナーさんが北杜市白州町に来てくださる時に紹介していて、満足できたとコメントを頂いたお食事処をリストアップしておきます。
ご家族でお越しくださるオーナーさんも多いので、オーナーさんの趣味に付き合ってくれたご家族の胃袋を掴んでおくのがオスススメです。
親戚が来てくれた時も、毎度お世話になっているお店です。
どのお店も小さいお子さんがいても気楽でいられる妻チョイスのお店です。
お店一覧
おっぽに亭こっこ
七重
ビューファーム鳥原平 おかあさんの手打ちそば 名水そば
満月庵
おっぽに亭こっこ
泣く子も黙るほど美味しい卵がけご飯専門店です。
白州の美味しい水を飲んで育った平飼い鶏の卵は濃厚で美味しいです。
タレは、特性醤油麹、塩麹、味噌麹、(あともう一つタレを忘れてしまいました。。)
しかし、何よりも僕が好きなのは野菜カレーです。
素朴な味なのですが、食べ終わった後の幸せ感がすごいです。
食に鈍感な僕は、この感覚をこのカレーで生まれて初めて味わいました。(妻はしょっちゅういろんなところで感じているようですが。)
お店の奥の半テラス席はお子さんにも居心地が良いです。
七重
"M"eetup Hubから一番近いお蕎麦屋さん。
鳥モツ煮が絶品です。寄ってくださったオーナーさんたちも美味しかったとメッセージ頂けてます。
隠れ家感満載なので、僕ら車好きにとってもそそられるお店です。
十割蕎麦も二八蕎麦もあります。
現在は予約のみお受けしているようです。
ビューファーム鳥原平 おかあさんの手打ちそば 名水そば
お義母さんが来てくださった時に必ず行く、お義母さんお気に入りのお蕎麦屋さんです。
十割蕎麦の天ぷらセットが鉄板メニューです。
十割蕎麦と二八蕎麦両方メニューにありますが、十割蕎麦は数が少ないので開店時間に合わせて行ってます。
お見せの雰囲気は昭和感満載ですが、席と席が離れていてテーブルも大きいので小さなお子さんがいても気になりません。
地元の農家仲間で協力して運営されている素朴な雰囲気と、大きな窓から見える赤岳(八ヶ岳の一つ)を感じながらの食事が癒されます。
満月庵
こちらのお蕎麦屋さんは、二八蕎麦と季節の食材を練り込んだ限定お蕎麦(二八)が基本メニューです。
お蕎麦だけなら二枚がちょうどいいのですが、お蕎麦一枚と炊き込みご飯のセットも美味しいです。
特に炊き込みご飯が優しい味でほっこりします。
二八蕎麦、季節限定お蕎麦、炊き込みご飯のセットもあります。
日本庭園のように紅葉が綺麗な増富ラジウムライン | 山梨県 北杜市
北杜市に移住して感激したことの一つが、増富ラジウム温泉峡をさらに奥に進んだ通り沿いに広がる増富ラジウムラインの紅葉でした。
今回は、走って楽しい道の紹介ではありませんが、景色が素晴らしすぎるので取り上げました。
白州町の自宅から車で40分ほど。
県道23号(別名:増富ラジウムライン)から、クリスタルラインに合流する最終地点付近のルートです。
その手前にみずがき湖があって、ここの紅葉もとても綺麗で多くの人が毎年集まっています。
でも、その先まで行く方はあまり見ません。
言っちゃいけない隠れ家的ポイントかなと思いつつ、これはちょっと感動レベルの美しさなので共有せずにはいられません。
このルートはあえてなのか、川を何度も越える橋がかかっています。
写真は車でその橋の上に止まって窓から撮影したものです。
しかも狙ってか、欄干がありません。笑
道は狭いのですが、車通りも少ないのでタイミングさえ合えば止まっても迷惑にはなりません。対面の施工などでこちらにお越しいただいた時に、時期が合えばぜひ寄ってみてください。
逆に、これを目当てに対面施工にぜひお越しください。笑
"M" が提供していること
更新:2024/7/10
”M”が提供していることが、先日オーナーさんから頂いたメッセージで言語化されたので、ここに残しておきたいと思います。
以下が頂いたメッセージです。
気持ち良いシフトアップ、シフトダウンを感じながら武藤さんのMサービスに感謝しきりです。
施工して頂いて以降、DIYへの興味が湧き、気になっていたフロントフォグの曇りを脱着して掃除してみたり冬休みにはご教授いただいたリアウィンドウモール(脇部分)交換等、いくつか経年劣化している箇所のDIYに取り組む予定です。
少しづつですが武藤さんのようになれるよう楽しみながら進めていこうと思っています。
これも武藤さんの「M」のサイトにたどりつくことが出来たことから始まっております。情報発信ありがとうございます。
僕が長年サービス化できたらいいなともやもやしていたことが見事に言語化されました。(メールいただきありがとうございました。)
きっかけ → 楽しめるかもという気持ち → 行動
"M"は、自分で手を動かして何か形になる楽しみ(感覚)を得る”きっかけ”を提供していきたいなと考えています。
会社では得にくくなってしまった仕事の"楽しみ"
僕は、日本をかつてモノづくり大国と世界から認められていた頃のような活気を取り戻したい、と思っている中の一人です。
こんな事を言ったら怒られれますが、僕の肌感覚では日本企業の7割は死んでいる(真価を発揮できていない)と感じています。(数字には根拠はなく、肌感覚です。)
ブラック企業、下請け叩きという言葉がいまだにSNSやネットであふれていることがその証拠だと思っています。
会社に勤めていると、なんか"やらされ感"がそこらじゅうにあふれていて、仲間も自分も仕事はやっつけと思ってしまっていることが多いのでは?と感じます。
かつて、昔の強いモノづくり日本を作ってきたと言われる大先輩方を、よく観察していると、プライドと誇り(=ある意味楽しんでいる)のオーラが日常で出ています。
全く同じ武勇伝を何十回も聞いていると、厳しい時代ではあったけれど、なんだかんだそれを楽しんでたんだなと感じます。
まるで、子どもの"見て見て"のように、自分が今まで実現してきたことを話してくれます。
仕事の価値は想いの強さに比例する、それを次の世代に繋げたい
今、この大先輩方の技術伝承がされないことが長らく社会問題になっていますが、"やらされ感”を出している相手に教えたくないのが人情です。
この先輩方に会社がいくらお金を積んでも、業務命令を出しても、会社にいてくれるだけでもいいと条件出しても、テコでも動かないと思います。
僕は、先輩方は仕事に情熱を持って面白がれる人にしか技術を教えてくれないことを体感しています。
おまけに、若手からは最近では働かないおじさん扱いされてしまって、溝は深まるばかりです。
それなのに多くの会社では、情熱を持って面白がるというのは、趣味とか無駄とか判断され、評価されないことが多いと感じています。
価値の本質は、趣味とか無駄を極めた先にしかないと僕は考えていますので、見せかけの効率重視で趣味や無駄が許容されない会社で良いものが生まれるとは微塵も思っていません。
すれ違う想い
企業に所属している方なら、仕事の評価基準が一律(標準的)であることに違和感を感じながら仕事をされている方も多いかもしれません。
僕自身、財閥系企業(プラントエンジニアリング事業会社)に勤めていた頃、気づいたことを改善するよりも、まずは標準的なスキル(みんながやっていることと同じ仕事)を身につけることを強制されました。
僕はこれに違和感を感じて反発していました。(結果、超劣等生評価をされていました)
自分が価値がると信じたことを主体的に進めるよりも、まずは基本やこれまでのやり方が優先されますね。
伝える側は基本が大事なのは身に染みて分かっていて、相手のためを想って言っているのもよく分かります。
でも相手は、なぜわざわざしなくても済む昔と同じ苦労をさせられなければいけないのか、と理不尽を感じていると思います。
伝えたい側は、この苦労を乗り越えた先に喜びや楽しみや充実感や進歩があると確信があるので、ついつい言ってしまいます。
しかし相手は強要されていると重く捉えてしまいがちです。だったら仕事として割り切ってプライベートを優先させる方向に行ってしまい、そのプライベート時間が削られるなら他の仕事に行ってしまう、というのは至極当然の流れだと思っています。
僕は、企業内でこの間に挟まれて、両者の想いが繋がる方法を試行錯誤し続けました。
本当にやりたいことに集中することが道
今、思い至ったのは、誰になんと言われようともやめたくないと感じることに取り組み続けることが進むべき道だと考えています。
所属部署、法規、規則、企業文化、スキル、時間など、ないと言い訳すればそれまでです。
そんなこと関係なしに、"やるにはどうすればいいか"と頭をよぎることが本当にやりたいことです。
おそらく、具体的にどうすればいいのかイメージがないかもしれません。
なぜこれが本当にやりたいことなのか、やりたいことってなんだ?と自分でわかってないかもしれません。
でもこのモヤモヤをモヤモヤのままにせず、具体的にしていくことが道だと考えています。
バカにされてもいいからまずは相手に話してみる。
やりたいことなら、バカにされてもムッとはするけど受け流せるはずです。
でもなぜバカにされたのか、どこがバカにされたポイントだったのか考えるはずです。
一方、共感してくれる相手もいます。
この相手が見つかった場合、自信になります。
自分にはない視点で言葉を貰って、やりたいことが具体的イメージ繋がる可能性があります。
これをもとにまた別の相手に話してみます。
これを繰り返していると、いつの間にか自分の行動が変わり、支援してくれる人が現れてきます。
本当にやりたいことの自己認識は具体と抽象の間にある
商品開発(やりたいこと)をやっていると、レビュアーからは具体的にどうするの?と徹底的に突っ込まれます。
少しは想像力を働かせて考えてくれよという本音が強く、やっぱり具体的にしてもどうせ変わると詰める気力が湧かないはずです。
商品に対する想いで押し切ろうとしても自分でもよくわかってない非論理的な想いばかりが先走ってしまい、相手に何も伝わりません。
とある商品開発プレゼンを例にとると、レビュアー(経営幹部)からは、商品の収益性を軸に市場セグメント、競合製品、優位性、開発にかかるコストと納期、収益を生み出す期間など詰められます。
プレゼンターの自分はおそらくそこじゃねーよと思いながらモヤモヤして受け答えしてると思います。
商品の素晴らしさや社会的価値、この価値が及ぼす社会影響などをわかって欲しいのに、聞かれもしないし、話せても で? で終わってしまいます。
で?じゃねーよバカちんが、考えれば素晴らしさがわかるだろう!が本音のはずです。(経営側の本音は割愛します。)
この想いの伝わらなさに、挫けてしまうことが大半ではないでしょうか。
挫けて諦めてしまうことは、おそらくやりたいことからずれているのだと思います。
でもなんかモヤモヤしているはずです。
新商品の社会的価値が抽象だとしたら、収益性は具体です。
モヤモヤの正体はこの間にあります。
おそらくプレゼンターである自分は、その商品を使っている自分の姿がイメージできて、その時に感じる気持ちが具体的にイメージできているはずです。
そしてその価値を他の人にも置き換えて、同じように感じているはずだとイメージできています。
要するにやりたいこととは、具体的にイメージできている自分の姿を抽象化すると"何なのか"です。
これを一般家庭に置き換えてみます。
妻(経営幹部)に対してやりたいこと(商品)を説明する夫(プレゼンター)がいます。
そして夫が今イメージできるやりたいことを”好きな車を買って所有する”こととします。
夫は、好きな車を買った後、乗ってる自分や関わる仲間との関係、家族とのドライブ、チューニングなどのエンジョイライフがイメージできています。
しかし、妻に説明したところでローンや現在の収入、他に使いたいこととのバランスなど現実(具体)を詰められるはずです。
一切、車を買った後のことは聞かれないと思います。話してもふーんで終わって暖簾に腕押し感漂って終わってしまうと思います。
なぜ家族のこと将来のことを思っているイメージ(抽象)が伝わらないんだ、バカちんが!と心の中で思ってしまうと思います。
大事なのは、ここの間が何なのかを伝えられるかどうかです。
僕の例を紹介すると、僕のこの"間"は、次の世代に自力で生きていく力とは何かに気づいてもらう為に試行錯誤の様子を見せる、ことです。
これを実現する為に、自分の持っているお金、時間、環境から何ができるか、何をすべきかを考えて行動しています。
自分のやりたいことが明確だと、不思議とお金も時間も環境も自然と整ってきます。
例えば、このブログ"M"の発信は、企業に所属または事業を営む、ちょっと社会に疲れて腐りかけた35〜50歳世代を元気にすることを目的に行っています。
彼らの置かれている状況を分析し、趣味を通じて問題を自分でなんとかしてみる面白さを再発見して、そのマインドを仕事にスライドしてもらうことを狙いました。
そして将来僕たちの子どもの上司になるだろう20代世代に、社内を通じてそのマインドが繋がることを想定しています。
僕一人ではできないけど、"伝搬する"ことが狙いです。
じゃあ僕のできることは何かを考えた時、憧れの車を長く大切に試行錯誤して乗り続けるというメッセージをブログで発信することが効果的ではないかとと考えて始めました。
情熱を注げて当時の僕で買える車がE46M3でした。
当時の僕は、これを妻に説明できるわけでもなく、もちろん何度も売るという話になりました。
しかし僕の中で"次の世代に自力で生きていく力とは何かに気づいてもらい幸せに生きてもらいたい"というぶれない軸があったので、続ける為にどうしたらいいか、と必死に考えて行動しました。
辛くて大変でしたけど、過ぎてみてネガティブな感情は全くありません。むしろ楽しかったと思えるくらいです。
僕は今、以下の事業を展開しています。これらの事業も"次の世代に自力で生きていく力とは何かに気づいてもら為に試行錯誤の様子を見せる"が軸にあり、"伝搬"を狙っています。
- TSUNAGI APP:自動車のDIYサポートプラットフォーム
- TSUNAGI CONSULTING:中古車/整備事業者支援
- AIKI:エタノール生産技術の研究開発
- TOYBOX:個人/小規模事業者の支援
この事業それぞれに協力してくださる方や、一緒にやろうと言ってくださる方、機会を提供してくださる方と引き合いました。
必要なモノも徐々に集まってきます。
思い返してみれば、会社に所属している間も同じでした。
現在”商品”は上記のような形ですが、潰して再構築して、潰して再構築をしてを繰り返して現在の形になっています。
大事なのは商品ではなく、その一つ上の階層にある考え方であり、行動であり、提供したいことであるわけです。
おそらくこれが本当の意味での"ブランド"であり、僕はこのブランドに"TSUNAGI"というワードを選んでいます。
