E46M3 DIYでCSLスタイルカーボンエアボックスに交換する場合に考慮が必要なこと6
標準M3のDMEをCSLにコンバートするには、後期型DMEかつブートローダーインストールすることが確実な方法です。
ですが、DIYで簡単にコンバートするには、M3フォーラムの重鎮“Terraさん”が作成されたBINを使用するのが、最も簡単な方法です。
僕のサイトでは、“DIYでCSLスタイルカーボンエアボックスに交換する場合に考慮が必要なこと”シリーズとして、Terraさんが作成されたBINをもとに、日常でも乗りやすいチューニングメソドロジーを公開してきました。
ですが、最後の最後、エアコンをオンにした時のアイドルハンチング問題がどうしても解決できません。
しかしつい最近、Terraさんの改造BINを使ったチューニングメソドロジーを研究していたKarter16さんが、この問題を解決しました。(karter16さんは僕と違って慎重なので、解決したとまだ断言していませんが..)
詳細な解説は、karter16さんの投稿をよくご覧ください。
ここでは、ポストには見られなかった、どこをどのように修正すれば良いかだけを記載しておきます。
TunerProでバージョン0401のCSLフルバイナリをロードします。
HexEditorを開き、アドレス00025630までスクロールし、先頭の12となっているバイトを32に書き換えて保存します。
あとは、このフルバイナリを車に書き込んだあと、現在の自分のチューニングデータであるパーシャルバイナリを書き込めばOKです。
少し解説すると、この問題はバグでした。
アイドルをアジャストする充填レギュレーターの作動タイマーのようなパラメータがあります。
標準CSLはこの数値を、本来は4バイト分の領域から読み取るようですが、2バイト分から読み取るようになっていたということです。
ですので、標準CSLのチューンをブートローダー経由でインストールしていたらこの問題は発生しません。
あくまでTerraさんの改造BINを使用した場合のみ発生する問題です。
修正後、何回かテストしましたが、現在は一度もハンチングは起きていません。
正確に言うと、わずかにハンチングしかけますが、すぐ安定します。
あとは、コールドスタート時のハンチングも直りました。
以前、コールドスタート時のハンチングはアイドル系のパラメータ調整で収めましたが、同じパラメータで春・秋は安定するけど、夏と冬はハンチングしていました。
夏に合わせると、冬にハンチングし、冬に合わせると夏にハンチングします。
アイドル系パラメータは現在は夏に合うように調整していましたが、その状態のままバグを修正したら、コールドスタート時のハンチングも安定しました。
ですのでまた来夏、確認したいと思います。