E92M3 コールドスタートデリートをリモート施工
先日、E92M3のコールドスタートキャンセルをオーダー頂き、リモートで対応しました。
ランゲモーターカーズさんがYouTubeで失敗動画を上げてくれていたおかげで、僕は失敗せずに極めてスムーズに施工できました。笑(ありがとうございます。)
復旧方法を開発してくださっている海外愛好家の方々がいらっしゃると思うので、早期回復を願っております。
僕はもともとアプリ開発用に"いいケーブル"を買っていたので、これを使って問題なく施工できました。(BemmerGeeksのプロケーブルです。)
※DIYでケーブルのファームウェアをアップデートすることもできます。
今回は合わせてリミッター解除も行いました。
施工後試運転をしていただいて、問題なく反映されていることを確認いただきました。
E92の場合、初回はセキュリティパスを通す必要があって1時間ほど読み込む時間が必要です。
初回の処理さえしてしまえば、あとはバックアップファイルから1分で書き込みが可能です。(サーボトロニックや電スロ調整をしない限り不要だと思いますが..)
今回のオーダーはショップさん経由で頂きました。バッテリーが気になっている方は安定供給機があるショップさん経由だと安心かもしれません。
※僕も安定供給機を導入しました。最大400Aのプロ用です。笑(2024/4/25)
E46は長くても20分くらいが最長なので、なくてもなんとかなります。
今回のオーナーさんのDMEは最新バージョンのE241でした。
僕が使わせて頂いているMSS6xFlasherは、前バージョンのE240でも読み書きできます。
でも海外掲示板の書き込みを見ていると、最新バージョンだと20psほど上がるだとか?
もしバージョンアップのご希望がありましたら対応できるようにしたいと思っています。
ちなみにMSS6XFlasherで書き込みしたり、WinKFPでDMEバージョンアップすると必ず色々なエラーコードが出るようです。
特にDSC関係のが出ると海外掲示板でも書かれています。
施工後はISTAやINPAでエラーを消去します。
TECH-Mさんはエラーが出ないような方法を開発されているだとか?(消せるエラーが出ると、何か問題があるのでしょうか。)
あと、今回の施工でECUWORKSツールを使いましたが、円高のせいでライセンス費用が高くなっています..
初めての施工だったので当日ライセンスを購入したのですが、車両単体ライセンスで75ポンド(約14,000円)、無制限ライセンスで400ポンド(約75,000円)でたまげました。