E46 M3 ライト関係をLED化した時のコーディング手順
ライト関係をLED化した時、無料ツールのNCSExpertを使ったコーディング方法は、FA車とZCS車で異なります。
FA車というのは2000年9月以降に製造された車のことを指し、ZCS車というのはそれ以前の車のことを言うようです。
今回は、FA車(E46M3前期後期関わらずFA車)のLED化後のコーディングに関する手順をまとめました。
LED化した際に必要となるコーディング処置は以下の2つですね。
LEDテールランプに交換後についてしまうチェックランプの解除
ウィンカーやハイビームなどをLED化した後のチラつきを除去
この2つの処置について、NCSExpertを使った詳細の手順を掲載しています。
チェックランプの除去 | NCS Expert操作手順
まずNCS Expertを立ち上げます。※このガイドは異なるバージョンの画面を使いまわしている関係で、メニューの表記などが一部異なりますが、ボタンの配置や実際の機能は同じです。
Load profileを選択
FactoryCodingを選択します。
EnterZCS(Start)を選びます。
Edit VO/FAを選びます。
AKMBCかALSZを選びます。(これはどちらのモジュールでも、FA/VOを相互バックアップとして持っているからです。)
(もしかしたら順番が前後しているかもしれませんし、手順が異なるかもしれませんが..)ChooseCHASSISウィンドウが出たらE46を選びます。
EnterVINウィンドウが出たら、車両のVINとあっているか確認してください。ちなみにVINはドイツ語でFGと表記されるようです。
Attribute:に「+LEDH」を入力してAddをクリックします。
下のボックスに「+LEDH」が追加されたことを確認してOKを選択します。
作成中
チラつきの除去
ウィンカーやハイビームをLEDにした時のチラつきはコーディングで対処できます。コーディング方法はこちらのガイドをご覧いただき、コーディングオプションは以下のリストを参考にしてみてください。