Muto Kazuhiro Muto Kazuhiro

E46M3 カスタムチューニングデータの作成


今回、ご友人の車両にCSLプログラミングされるという方からの相談に対応しました。内容は、ECUWORXのツールでCSLプログラミングのメニューにチェックが入れられないというものでした。

調査したら、すでにSMGⅡのカスタムチューンがされていたことが原因で、エラーブロック機能が働いていたようです。

この調査で現車チューニングされていることが分かったので、相談した上でCSLプログラミングと現車チューニングを合わせたカスタムデータを作成しました。


ECUWORXツールは、チューニングデータには使えない可能性がある


ECUWORXのツールは、変更を加えたいデータ部分に、すでに変更が加えられているとチェックが入らないようです。


カスタムデータを作成

こちらの方は、BuildjournalのスロットルスポーツプラスやDSC(MK-20)スポーツチューンにもご興味をお持ちでしたので、いっそのこと費用によってはB-specチューンを入れても良いかもとおっしゃっていました。

ですが、せっかく現車合わせのデータが入っているのに勿体無いですし、チューニングの方向性がB-specチューンとかなり似ていて、あまり違いはないだろうと思いました。

また僕は、Buildjournalのスロットルスポーツプラスをベースにアグレッシブに調整していたので、僕の調整データのコピーだったら安価に提供できますとご提案したところ、僕の調整データを適用することになりました。


チューニングの方向性

僕のスロットルチューニングは、Buildjorunal スポーツプラスに比べて、低回転側のデューティーサイクルを高めています。これはアクセルペダル操作に対してより敏感になるように設定しています。なので踏み始めグアッとなるようなフィーリングです。人によってはちょっと乗りにくいと思うかもしれません。

でもグアッとなったらそれがそのまま直線的に伸びるように設定しているので、大袈裟に言うとシートに背中が張り付く感じを演出しています。

自分より車が先に進んでいくイメージです。これを日常でも感じとれるようになっています。

Buildjournalスポーツプラスでカスタムされているマップは以下です。

  • エンジントルク制限マップ
  • アクセル初動制御マップ←これをリチューン
  • O2濃度フィードバックマップ
  • アクセル急開制御マップ です。

まるでパワーが上がったかのような体感ですが、パワーは上げていません。

アクセルの踏み込み量に対するパワーの出方を調整しているだけです。

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E46M3 DMEをUS仕様から日本仕様へリプログラミング

今回のコンテンツは、E46M3のDMEデータを他バージョンへリプログラミングする際、winKFPでどのZB No.を選択すれば良いかを記載しています。

また、E46M3の代表的なDMEフラッシュツールの特徴もまとめています。

施工車両は、オーナーさんがUS(アメリカ)赴任時に購入したE46M3コンパーチブルをご自身で並行輸入され、エキマニと触媒を日本(EU)仕様に交換された車両(前期型MT)です。

以前、シフトライトや速度リミッター解除などのオーダーを頂いて、今回これを引き継いだ上でのリプログラミングをオーダーしていただきました。


書き込みたいDME仕様のZB-No.を選択

DMEデータを書き換える場合(あくまで純正データ)、E46などのネオクラシックモデルはwinKFPで行います。(ISTA-PではVINでプログラムバージョンを固定される為、他国仕様にはできないようですね。)

その時にどのDMEデータに書き換えるかは自分で指定しなければなりません。

winKFPでは、ZB-No.を選択することになります。

んで、このZB-No.どれやねんということで、僕のブログを読んで頂いてる方には馴染み深いDMEバージョンとZB No.の対応表を公開します。


これで自由自在にどのDME仕様にも変更できますね。

情報はNA M3ForumのDME総括情報スレッドです。この情報もISTAのデータベースが元になっているようですね。

めちゃくちゃわかりづらいので、一発で分かるように整理しました。(情報を抜いて公開して下さった事には大変感謝しています。)

winKFPでのリプログラミング手順はこちらです。


ZB-No.とはなんですか?

ChatGPTに聞いて見ました。

"BMWの「ZB-No.」は、BMW車両のソフトウェアやプログラムに関連する番号です。これは「Zentrale Basisnummer(中央基本番号)」の略称で、BMW車両の特定のソフトウェアバージョンやコーディング情報を識別するために使用されます。

ZB-No.は、BMWのディーラーシップや専門家が車両の制御ユニットやソフトウェアを更新する際に参照され、正確なバージョンのソフトウェアをインストールするのに役立ちます。特定の車両モデルや年式に対して異なるZB-No.が存在し、車両の特定の要件やオプションに応じて異なるプログラムを提供するために使用されます。

したがって、BMW車両のソフトウェアのアップデートやカスタマイズを行う際に、正確なZB No.を確認することは非常に重要です。この情報はBMWのディーラーシップやBMWの専門家から提供され、正確なソフトウェアをインストールするのに役立ちます。"

 

今回は他車データを書き込み

お恥ずかしながら、施工当日上の表を作っていた事を忘れていた上に、選択すべき番号をSW-No.やRelease#と勘違いしていて該当データを見つけられませんでした。(なぜZB-No.に目が行かなかったのか悔やまれます。)


オーナーさんに相談して、急遽他車データを書き込む方針に変えさせて頂きました。

他車データを書き込む場合、以前のコンテンツで説明した通りフルバイナリを書き込む必要があります。

今回の車両は前期型マニュアルです。

この場合フルバイナリが手に入るバージョンは1501しか無いので、こちらを書き込みさせて頂きました。(後日リモートで書き込みさせて頂くこととしました。)


フラッシュツールはQuickFlashを使用

DMEの読み書きツールはBMW FlashやMSSFlasherがメジャーだったので使用していましたが、これらはそれぞれ制約があるので今回はQuickFlashを使用しました。


Quick Flashの良いところは1ライセンスで複数車両の読み書きができる所です。

今回新たな気づきで、なんと他車DMEを書き込んでもVIN(車台番号)が保持されることです。

今まで他車データを書き込むとVINはドナー車両のものに変わってしまいました。これを変更するには難解なtool32を使用する必要がありました。

これをしなくて良いなんて素晴らしく楽です。


僕の車に試乗後、CSLカーボンエアボックス装着を即決

施工後に、僕の車に試乗して頂いたのですが、音やエンジンフィーリングを体験して頂いてか、CSLカーボンエアボックスの装着を即決されました。笑

併せて、サクラムさんのフロントパイプも即オーダーされてました。笑

(両方とも僕の車両に装着されています。)

そしてDIY支援のオーダーも頂きました。

日本(EU)仕様化の理由はお伺いし忘れてしまったのですが、エキマニと触媒(フロントパイプ)を日本仕様にしたら、”音”が物足りなくなってしまったそうです。

運転する僕の横で、オーナーさんが「そうそう、この”甲高い音”..」と半分独り言のように考え込みながらおっしゃってたので、心に響いたのかなって思いました。

僕もかなり満足しているので、そりゃそうですよね。笑

(でも、CSLカーボンエアボックスにした事で、初めてマフラー交換したいと思いました。(サクラムさん限定で))


蛇足

僕は、ぐちゃぐちゃな情報は整理せずにはいられない性格です。

情報に筋が通ってないというか、感じ方なんですけどズレとか抜けがあると全部埋めたくなる病なんです。

プラントメーカーに勤めてた時、パーツリストとか図面とか現場でよく使う情報を、ぐちゃぐちゃな書棚やファイルサーバーから集めてきて整理してました。(新人の頃から自主的に)

メンテナンスの作業仕様書なども、作業の詳細化や分担、作業ごとの使うパーツの整理、曖昧な表現の明確化、抜け漏れを全部埋めてました。

仕事が遅いと上司によく怒られてましたが、うるせえバカと心の中で思いながら、将来仕事を引き継ぐ人や作業をお願いする業者さんと気持ちよく仕事出来る事を軸にしていました。

僕は目先のノルマ処理より、将来の価値に重点を置いていて、それは今もかわりません。

なので会社から評価されないけど現場からは喜ばれるという、損?な状況でした。

外資系IT企業に転職してからも同じでしたね。

詳しくは述べられませんが、会社には評価されにくかったですけど現場のお客様には喜んでもらえました。

そうそう!欲しいのこれこれ!って感じで。

もし、社内で使えるのに捨てられそうな技術情報など救い出したいデータがありましたら、業務委託(準委任契約)で請け負います。(NDAなど事前に結んで)

おそらく部・課だと事業部承認不要の年間予算は20万〜120万円以下だと思いますので、その範囲でできる内容でお見積りしてデータ整備を対応します。

全社規模の意味ないと感じているDXを頑張るより、少額かつ費用より数倍の価値の出る現場の取り組みをサポートします。

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E46 M3 不満が消えるスロットルレスポンスチューン by Buildjournal


今まで紹介していたのはアクセルとスロットルの相関修正だけでした。今回紹介したいのは、乗りやすさにかかわるスロットル基本マップも修正することで、スタートダッシュやコーナーでの立ち上がり、ギアチェンジ後のレスポンスを圧倒的に速くするものです。(パワーやトルクはアップしません)

これが爽快でたまりません。

このチューニングはこれまで Buildjournal B-spec tune($329≒¥45,000) のオプション(Sport Plus)として実行できるものでした。


Sport Plus単品で施工できるようになりました

あまりにも感動的だったので、いろいろな方に体感してもらいたいと思い、Buildjournal チームと交渉をして”Sport Plus”を単独で実行出来る様にして頂きました。

純正エンジンマップとのマッチングも試しましたが、十分すぎます。

これまで低速のトルク不足感やアクセルオンのトルク不足感をエンジンマップチューニングで補っていましたが、そこまでする必要はないと感じました。

価格は僕に施工代行依頼を頂くことを前提として約30,000円になります。(ライセンス費+施工費)

※上記の内、buildjournalへのライセンス費は$110≒¥15,000です。(為替レートによって価格変動します。)

このSport Plus単独施工のメリットは、エンジンパワーアップまではいらないと思っている方や、他に目星をつけているDMEチューニングがある方、既にDMEチューンをされている方などへ、そのチューンはそのままで、このオプションを"追加"できることです。

これまでのDMEチューンは一つのショップが提供しているチューン1択かつ高額だったと思いますが、機能別かつ安価に組み合わせられる選択肢ができたことで、感動を体感できる機会が増えました。

このライセンスには、Sport Plusだけではなく、ECU WORXツールでできるオプションやオリジナルのオプションも含まれている為、任意で選ぶ事ができます。

例えば、MK20 DSC(前期型)をM-trackモードに近い動作に変更するオプションや、ラジエーター電動ファンの制御を見直し、サーキット走行や渋滞中の水温や油温を下げるオプションや、サーキットで早く走ることを目的にしたオーナーさん向けに燃料カット制御の見直しなどのオリジナルオプションがあります。

もちろんBuildjornalが提供するB-spec tune(エンジンパワーアップチューン)も素晴らしく、Sport Plusとのマッチングは最高ですので従来のオーダーも十分に魅力があります。

繰り返しになりますが、Sport Plus単独でできるように交渉した目的は、他のエンジンチューンマップを既に入れている方や、他のチューンマップを試してみたい方、CSLスタイル カーボンサージタンクにしていてアルファN-チューンをされている方、CSLの方はもちろん、CSLデータをコピーしている方、パワーアップまではしなくて良いかなと思っている方などへ、感動体験の機会を増やしたことです。

Buildjournal Sport Plusの説明はこちら


”M”のメニューを更新

ちょこちょこ書き換えているメニュー表ですが、スロットルレスポンスチューンのメニュー化に合わせて大幅に修正しました。

将来的にできたらいいなと思っているメニューも先行で追加しています。笑

今はE46M3のDMEチューニングに特化していくことにしています。


オーダーはこちらから。

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E46 M3 前期型オーナーさんのDSCの不満を解消する方法

E46M3

前期型DSC(MK20)のコーナリング中の不自然なブレーキ介入と立ち上がりのもっさり感が、世界中で嘆かれているようですね。

前期型のオーナーさんの中には、後期型のみコーディング可能性なM-trackモードが欲しい方もいらっしゃると思います。MK60(後期型DSC)へのコンバージョンはできないのか?いくらかかるのか?とモヤモヤしている方もいらっしゃるのではないかと思います。調べてみるとDME、DSCユニット、スピードセンサーなどの交換が必要で、パーツ代も工賃も高く、費用対効果的に現実的では無いようです。

そんな前期型オーナーさんを救ってくれるのが、アメリカBuildjournalのB-spec tuneです。

パワーアップはもちろんのこと、MK20の制御をM-trackモードに近づけたチューニングプログラムを提供してくれています。

今回は前期型オーナーさんの救世主、buildjournal B-Spec tuneについて紹介したいと思います。

※BuildjournalはアメリカのE46M3愛好家で、フルタイムで働きながら前期型E46M3を弄り&走り倒して研究されています。その結果を技術面からのアプローチで情報を公開してくれています。サーキットを主なステージにされているオーナーさんは既に参考にされているかもしれません。日常にフォーカスされているオーナーさんにほ馴染みがないかもしれませんので、この機会に他のブログ記事も良く読んでいただくと、今後の愛車の楽しみ方の参考になるかもしれません。

こちら、MK20 DSC Sport tuneやスロットルSport Plus tuneなどを単独でオーダーできるようになりました。詳しくはこちら


2022/7/31更新


オプションの概要

オプションの説明を一部代表的なものを抜粋して、ざっくりと記載しました。


オリジナルECUチューニング

buildjournalが独自にチューニングしたエンジン制御プログラムです。ノーマルエアボックス+触媒レス仕様車で最大限の追加パワーを得られるそうです。触媒ありでも、増加量は限定的であるものの、OKだそうです。


オリジナルMK20(DSC)チューニング

M-trackモードに近づけた制御です。コーナリング中のアシストがギリギリまで介入しません。このチューンをすると常にこのmodeになります。後期型には対応していません。(M-track modeをコーディングして下さい)

詳細解説はこちら。


オリジナルスポーツモード(アクセル開度)チューニング

ただ単にアスセル開度とスロットル開度の相関を調整するだけでなく、乗りやすいに関する基本パラメータも調整して、よりレスポンス重視にチューニングしているそうです。


その他

ECUWORXのメニューと冷却ファンチューン、パワーセーブモードなどのオリジナルメニューを追加費用なしでオプションとして選べます。これにはCSLプログラミングも含まれています。詳しくはECUWORXメニューを見てください。


気になるお値段

329ドルです。(約5万円/1ドル約150円換算)


オーダー方法

こちらのbuildjournalのホームページからオーダーします。

buildjournalのオーダーページから、ご自身の車両情報や希望するオプションを選択し、自分の車のパラメーターファイル(BINファイル)をアップロードすることで注文できます。決済完了後、数日(5日以内)するとチューンされたBINファイルがメールで届きます。そのBINファイルを自分で書き込んで完了です。



オーナーさんのレビュー

以前、CSLプログラムを施工したオーナーさんからのリピートでこちらの施工をお受けしました。こちらのオーナーさんは前期型を所有され、とにかくM-track modeをなんとか入れられないかと相談を頂いて、こちらを提案しました。僕は後期型で試せないので、オーナーさんが人柱になるとのことで入れてみました。結果、満足のいくフィーリングになったそうでレビューを頂きましたので、少し編集して掲載しました。

こちらのオーナーさんの前提条件ですが、ノーマルエアボックス+触媒ありです
※Buildjournalの推奨はノーマルエアボックス+触媒なしです。


オリジナルMK20(DSC)チューニング

今まではタイトコーナー(ヘアピンカーブのような)だと辺に介入して作動してしまいほぼ失速したような状態だったのですが、変な介入がなくなりぐいぐい前に出ていく感じになり、きれいにコーナーを抜けていきます。うまくアクセルと連動して気持ちよくコーナーを立ち上がっていくようになっています。


オリジナルECUチューニング

ECUチューニングの方も全体的に非常に良い感じです。CSLプログラミングとのシフトタイミングなどもこれのほうがしっくりきます。もともとモーターのようなエンジンですがさらに増した感じで加速力はかなり上昇し4000回転からはかなりパワーアップしています。かといってトルクも2000回転くらいから確実に増加しているのでかなり乗りやすくなりました。どの回転域からでもスムーズに加速するようになっています。特に高速で6速からでもトルクフルに加速していくので非常に快適です。また、全体に振動や音はエンジンがマイルドになった感じがします。前の荒々しさが少しモーター感が出た感じと言ったらいいのでしょうか。


オリジナルスポーツモードスロットルチューニング

私のはもともとスプリントブースターというのをつけてレスポンスの調整をしていました。スポーツモード+ブースターで慣れてしまっていましたが、今回施工してもらってからは、そんなにレベルを上げなくても少しだけブースターを利かせるだけで良くなりましたが、それが非常にスムーズで自分の感覚にあうようになりました。数段階下げても同じようなレスポンスになっています。ブースターで上げていたときは少しぎこちない感が出ていたのですが今回の施工でのレスポンスアップのほうが自然な感じでアクセルを踏んだ時の加速感もより自然な自分の感覚に合っていてこちらも非常に良い感じです。

>この説明はこちらの解説を読むと納得がいくかもしれません。


まとめると..

とにかく自分の車両は、変えている部品と見事にマッチした感じがします。ノーマルだとどうなるのかなというのもちょっと興味あります。以前も楽しかったですが、不満な部分が改善されるようなプログラムだと思います。全体的に気持ちよさが増強された気がします。調子よすぎ&アクセルワークに慣れず、スタートでホイールスピンしたりしてます。

オーナーさまよりパワー、トルクに関係していると思われる変更部分を共有頂いたので、掲載します。

・リアマフラー
・純正形状高効率エアークリーナー
・パワープーリー
・レーシングプラグ
・イナズマダイレクトイグニッションコイル
・ステンレスオイルフィルター
・ビレンザ スーパーレーシングオイル5w-35w
・ICE FUSE



用語説明

わからない用語が一つでも出てくると、なぜだか理解しようとする意欲が削がれますよね.. オーダーページで出てくる用語について簡単な説明を記載しました。


Stock / OEM / Factory

この3つの用語は日本でいうノーマルと読み替えてOKです。ここ以外でも海外系のサイトではよく出てくるワードです。同じ意味で使われています。


Header(US)/Section1(EU)

触媒のことです。アメリカだとエキマニから触媒までを指すようです。セクション2がセンターパイプ(触媒→マフラー)、セクション3がマフラーです。これも海外では共通の意味で使われています。


E85 / E30

エタノール混合率です。アメリカだとガソリンへのエタノール混合率が85%のものと30%の物が買えるようです。アメリカでは15万スタンドあるうちの3000スタンドくらいでしか取り扱っていないようですが、Buildjournalさんがお住まいの地域だとあるんでしょうかね。E〇〇というのは世界標準のエタノール混合比率表記です。インディカーはすでにE100で、F1も2022シーズンからE10になりましたね。


施工代行を受け付けています

基本DIYを推奨していますが私に頼んでしまいたい方へ、施工代行を受け付けております。

また、Buildjournalチームと交渉し、B-spec Tuneのオプションのみをオーダーできるようになりました。詳しくはこちらをご覧ください。

詳細を確認
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E46 M3 乗りやすさをアップデートする2つのアプローチ

E46M3

車の乗りやすさやパワー感・加速感をアップデートする方法は、燃料噴射量マップ・点火時期・バルブタイミングなどの調整(いわゆるECUチューニング)がみなさんがイメージしやすいアプローチだと思いますが、10万円から30万円など高額でなかなか手が出ないのではないでしょうか。この記事では簡単かつ安価にできるスロットル開度チューニングをもう一つのアプローチとして紹介したいと思います。

サーキットで、常にスロットル100%状態のドライバビリティ向上を狙うならECUチューンが効果的だと思いますが、日常や高速、その辺を軽く流す程度がメインであれば、スロットル開度チューニングでも十分満足感が得られると思ってます。

僕が実際に両方やってみた体験をベースにまとめてみました。


乗りやすさってなんだろう?

乗りやすさとは、自分の期待通りに車が動いてくれるかどうかだと思います。言い換えるとアクセルを踏んだ量に対して自分が感じる加速感に納得感があるかではないでしょうか。

サーキット走行なら、シャシダイで計測したエンジン性能曲線がドライバーの感覚と直結し、性能曲線の中間点に凹み(谷)があれば、それがもどかしく感じるかもしれません。

一方日常においては、アクセル開度はせいぜい5〜15%くらいで、軽く流す場合も50%程度の場合が多いのではないでしょうか。しかもアクセル開度を固定するケースは稀で、常に開けたり閉めたりと流動的だと思います。むしろ、加速する時は”アクセルを徐々に踏み込む”操作をしていると思われます。

加速感をトルクに言い換えて説明すると、回転数の上昇とともに上がっていくトルクと、アクセルの踏み込む量によるトルク上昇の2つの要素によって、ドライバーが感じとれる加速感が決まります。

この加速感が、自分のアクセル操作に対して納得するレベルで追従してくれることが、乗りやすさなのではないでしょうか。

よって、日常レベルでの加速感を調整したい場合、自分のペダルの踏込み量に対して電子スロットル開度を調整してあげる事で、性能曲線の谷を補正してあげられると考えています。(厳密にはエンジン回転数も大きく関連してきますので、自分の運転の仕方をよく分析してから調整するのが効果的だと思います。)

ECUチューンは、点火時期やカム角度、燃料噴射量など多くの要素が絡むのでより難しいアプローチになりますが、スロットル開度チューンならアクセル開度とスロットル開度の関係性だけを見ればよいのでとてもシンプルです。

世界中でE46M3の3000rpm付近のトルク不足が言われていて、実際これを実感してなんとかしたいと思っているオーナー様は多いですよね。これに対して世界中のチューナーがシャシダイ(スロットル100%の時)の性能曲線を引っ張り出して、ECUチューニングが解決策ですと言わんばかりに高額オプションを提示しています。

改善したいのは日常のちょっとしたフィーリングだから、もうちょっと手軽にできないかと考えているオーナーさんもいらっしゃると思います。その場合、まずはスロットル開度調整から試しにやってみるのがおすすめです。


※いじる前にメンテナンス

チューニングする前に基本的なメンテナンスをするだけでも大きく不満を解消できるはずです。

僕がE46M3を購入した時、アクセル踏んだ時のもっさり感にとても幻滅しました。M3ってこんなもんなの?と。

でもプラグとオイルを替えた瞬間にシャキッとして、納得できる加速感になりました。

他にも、エアフィルター(空気量)、燃料フィルター(燃料噴射量)、O2センサー(燃料噴射量を決める)などの基本部分を交換・清掃するだけで十分乗りやすくなると思います。

乗り方が変わったり、メンテナンスをしたら学習値のリセットでも変わると思います。

さらにちょこちょこエンジンを高回転(4000rpm〜8000rpm)まで回すことでこびりついたスラッジを吹き飛ばしたりできるのでは?と思います。

今まで、CSLプログラミングなどの施工でほぼノーマルベースのM3を乗り比べさせて頂きましたが、僕のM3の加速感より凄いと思ったのは1台だけでした。

オーナーさんに話を伺った所、基本メンテナンスをきっちりやられていたのと、日常的にアクセルを踏み込んでいる頻度が僕より多いとのことでした。


スロットル開度調整

E46M3オーナー様なら、アクセル操作に対するスロットル開度のマップを、コンフォートモードかスポーツモードを選べるのはご存知だと思います。

スポーツモードにするだけで車が別物になります。SMGのスピードも上がります。(プログラムのパラメータを見てみるとそういうMAPになっているので間違いありません。)

E46M3の場合はこの二つのモードの違いを認知する所からが始まりだと思います。

これを踏まえた上でのアプローチを紹介したいと思います。


スポーツモードメモリー

コンフォートモードだと加速では軽自動車に捲られるM3ですが、スポーツモードだとそんな不満とは無縁です。

常にスポーツモードだと良いなと思っても、E46M3の標準状態だとエンジンを一度切るとコンフォートモードに戻ってしまいます。

スポーツモードメモリーをプログラムをすれば、再スタートした時もスポーツモード状態になっていて、わざわざボタンを押す必要はありません。

ECUWORXのツールを使えばDIYで簡単に設定できます。


アクセルペダルと電子スロットルの関係を調整

スポーツモードの弊害としては、バックするときちょっとしたアクセル操作でも過度に加速してしまうことです。

慣れればいいと言われたらそれまでなのですが、僕の場合妻も乗るので、運転に不慣れな妻だと駐車時に家を破壊するリスクがあります。笑

そこで、家族みんなにやさしいチューニングを考えた時、コンフォートモードの底開度部分を少し上げるのが妥協案でした。

僕がちょっと加速させたいときに使ってたアクセル開度10%をターゲットにして数値をあげて周辺とのバランスを考えて20%の部分も少し上げました。

急発進を防ぐ目的で5%部分はそのままです。

下のグラフのように、OBD2スキャナーで買い物に行く時の20分くらいの走行データを取り、自分のアクセル開度の使用頻度をグラフ化して自分のアクセルの踏み方を見える化してみました。


横軸をスロットル開度(SAE.TP %)縦軸と出現頻度(回)に並べたグラフです。僕は日常では大体4000rpmくらいまでしか回しませんが、ちょっと加速させた時は12 %くらいしかスロットルを開けていないことがわかりました。

下の画像が調整前です。


縦軸のPedal(%)に対して左のValueの値を以下のように変更しました。

  • 10 :  5→9
  • 20 :  15→19
  • 30 :  27→31
  • 40 : 41→45
  • 50 : 53→57
  • 65 : 69→73
  • 80 : 83→87

下の画像は調整後です。

これによって、妻の安全を維持しつつ、僕がある程度満足できる楽しさをプラスできました。

この調整も同じくECU WORXのツールでDIYできます。


ECUWORX×Evolve Automotive ECUチューニング

引用)ECUWORX

スロットル調整をした状態でECUチューニングをやってみました。

色々なECUチューニングがある中で、3000rpm付近の乗りやすさと高回転域のMAXパワー向上を謳ったイギリスのEvolve Automotive社のECUチューニングを選びました。

他のチューナーからは、高回転域の絶対パワーを追求したり、排気音に拘ったもの(確かスーパースプリント社だったような?)などが出ていますが、僕は日常の乗りやすさを改善したかったのでEvolveのものにしました。

ただ、コンフォートモードのスロットル開度を調整をした状態でこのEvolveのECUチューニングを行ったら、加速感が高くなりすぎてちょっと気持ち悪くなってしまいました。

なのでコンフォートモードのスロットルを後日戻したらちょうど良くなりました。

スロットル調整はほぼ無料に対してECUチューニングは45,000円ほどかかったので、あくまで日常にフォーカスしたらスロットル調整で十分です。


スロットルチューニング&ECUチューニングを代行

僕はDIYを強く推奨したいのですが、やっぱりそれは面倒だったり、コンピュータ系は苦手だという方の為に施工代行をお受けしております。

スロットルチューニングは30,000円

僕の車を運転して頂いたり、オーナー様のアクセルの踏み方を見える化した上で、開度調整をしたり、結果をレポートにしてお渡ししたり、体験をカスタマイズして提供できたらと思います。そしてレポートはブログに公開させて頂いて、他のオーナー様の参考になるようにさせて頂きたいです。

また、オーナー様が今まで愛車にどんな手入れをされてきたのかお伺いして、皆さんの参考になるように出来たらと思っています。


ECUチューニングは施工代行30,000円+仕入れ値(4〜5万円)

今回Evolve社のECUチューニングを紹介していますが、同じような方法で施工出来るECUチューニングが他にもあります。



たとえばアメリカのbuildjournalのECUチューニングはM-trackモードが不可能な前期型にM-trackに似た制御を入れるチューニングが含まれていたりします。

この会社のオリジナルスロットル調整(スポーツモードのさらなるスポーツ性アップ)も含まれています。

僕が紹介している以外にも、オーナーさんが見つけてきた物を代行して施工します。(他にも色々あるので)

日本国内ではこういった自分で書き込みできるサービスがなく、海外サービスは5万円以下が相場です。

英語が苦手、ツールのことがよくわからない、1度しかやらないから頼んだ方が良いなどございましたら注文&施工を代行します。(海外でもリモート作業が一般的ですが、海外の場合はケーブル購入&リモートセッティングを自分でやらなきゃいけないし会話が英語なのでハードルが高いです。)

こちらからオーダーを受け付けております。

詳細を確認
Muto Kazuhiro Muto Kazuhiro

E46 M3 父の味方!目に見えないけど満足度の高いアップデート集

E46 M3

最終更新:2025/4/22

マフラーやホイール、車高調などを変えるより、ノーマルの良さを引き上げるアップデートの方がかっこいいと思うオーナーさんは多いのではないでしょうか。

特に僕のように、育児世代で家族サービスもしつつ車の趣味を楽しみたい場合、特にこの傾向があるのではないでしょうか。

そんな僕は、若かりし頃はサーキット仕様にしたり、深リムギラギラホイール、ベタベタ車高のゴリゴリカスタムがかっこいいと思う時期もありました。

一周回ってこの境地に立ちました。

E46M3はデザインも性能も未だ色褪せない洗練されたモノで、僕のような感覚の人間のど真ん中にハマるものです。

完成された車両なので、イジる必要はないという想定で買ったものの、乗っていると細かい所が色々気になってしまいます。

ネットを徘徊していると、修理で改善できたり、当時はなかった技術や考え方の進化があって、改善できるアップデートがあることが分かってしまいます。

それを反映してみたらどうなるんだろう、もっと走って気持ちよくできるんじゃないか、など、かけられる予算もない中でもやもやしてしまいます。

今回は、僕と同じようにもやもやされている方へ、僕が色々試した中で、家計もカスタム欲求も家族の目も社会の目も満たしてくれるアップデートを紹介したいと思います。

すべて自分のM3に実際に施した体験をもとにレビューをしています。

メニュー

パワークラスター エンジンオイル

びっくりするぐらいフィーリングが変わるオイル。

そんなスーパーなエンジンオイルは、パワークラスタースーパーレーシング 0W30

ECU(DME)を現車合わせでセッティングしたかのような変化です。

エンジンの洗浄や保護効果もあり、耐久性もある。

1L 8030円(税込)しますが、1年に1回の交換でこの体感を手に入れられるなら、全く惜しくないです。

中毒性があり、もう他のオイルにいけません。

これが高すぎると感じる方は、この下にレーシング5280円/L(税込)があります。

※このブログで記述している"レーシング"オイルのブランド名に誤りがありました。正確にはビレンザプロのショップオリジナル調合です。これを"ビレンザ レーシング"という命名で販売されていたようです。直接オイルメーカーさんとのやり取りで理解しました。

スーパーレーシングとレーシングの大きな違いは耐久性です。

レーシングの場合、5,000kmに1回交換。(半年に1回)

スーパーレーシングの場合、10,000kmに1回交換。(1年に1回)

が目安とショップさんから言われています。

ちなみにレーシングは後半性能低下を感じましたが、スーパーレーシングは交換するまで性能低下は感じません。

私は、MOTUL 300V 10W60 → レーシング 0W30 → スーパーレーシング 0W30 と段階踏んで交換しました。

走るほど馴染んで性能を発揮します!

はじめはレーシングで慣らしてそれから、スーパーレーシングを入れました。

レーシングを入れたあと、帰り道で慣らし運転していると、フィーリングがみるみる変化していく体験をした時、まるで生き物のようで、なんとも不思議な感覚でした。

この体験は入れた人だけの特権です。

※今現在は、スーパーレーシングをやめて(明らかにオーバースペックの為)、レーシングオイルを入れ続けています。

E46M3のS54エンジンは、古い設計のエンジンの限界を極めたものであることから、低粘度オイルはダメだと多くの専門ショップが言っていますね。

おそらく自分で実験してないのでしょうね。僕は自分で試すことをせず、決めつけいるショップは信用しません。

0w30程度のシャバシャバオイルはエンジンの寿命を縮めるだとか、コンプレッションが抜けてパワーダウンするとか、キャビテーション(泡)でバノスをダメにするとかよく聞きますが、僕はレーシングオイルで80,000km(10,000kmに1回交換)走って、エンジンに問題は見られません。

技術や考え方の進化がモロに反映されている例ではないでしょうか。

2023年に新たに"漆黒"が追加されましたね!

さらにコンプレッション(密封性)を上げてフリクション(抵抗)を下げるように進化したそうです。(やりすぎじゃないでしょうか。笑)

今は、漆黒を使っています。

CSLプログラミング

E46M3

もはや定番中の定番。

ここであえて語ることは何もないほど、SMGⅡ乗りならやってみたいアップデートの一つではないでしょうか。

これはやらなきゃ損です。

ましてやDIYすれば、7,000円程度で手間もかからずできるので、やるしかないと思ってます。

レビューは本ブログに書いているのでそちらを参照していただけたら嬉しいです。

参考:BMW E46 M3 SMGⅡ CSLプログラミングをDIY

あと、みなさんSMGのトラブルを心配する声を至る所で聞きますがチェックランプは確かに良くつくけどそこまで壊れません。笑

適切な処置方法を学べばビビらずに済みます。参考記事はこちら。

Buildjournal スロットルSport Plusチューニング

ギアチェンジをした時、アクセルを踏んでいるのに一瞬もたつくことにもどかしさを感じたことはありませんか?(特に上り坂で)

BuildjournalのスロットルSport Plusチューニングをすると、そんなもどかしさから解放されます。

このチューニングはスロットルモードがConfortかSportかに関わらず、常に有効で日常の楽しさを倍増させてくれます。

僕は、CSLプログラムを入れた時と同じくらい感動しました。

今まで、低速トルクアップを期待してEvolveのStage1 DMEチューニングを施していましたけど、パワーアップマップは純正に戻しました。

このチューンはストリートユース、サーキットユース問わずお勧めです。

詳細は別記事を参照して頂けたら嬉しいです。

参考:E46 M3 新定番にしたいスロットルチューニング by Buildjournal

サクラム フロントパイプ

エキゾーストサウンドやトルク&パワー特性のアップデートはフロントパイプやセンターパイプの交換がもっともコスパが良いと思っています。

マフラー交換は、正直うるさいと感じるようになってしまいましたし、家族ウケも社会ウケも良くないし、低速トルクは細くなりがちだし、高いし、コスパめっちゃ悪いなと思ってます。

私はサクラムのクロスパイプを使用していますが、サウンドもトルクもとても満足しています。

音は殆ど大きくなりませんが、音質が変わります。

取り付けて走り出したとき、あまりにもレーシーなサウンドに変わったので、思わずニヤけてしまいました。笑

サクラムクロスパイプを購入したい場合、現在装着されているノーマル触媒を流用することでパイプ部分のみを変更して頂くことができます。(約20万円)

ICE FUSE

今や結構有名になったICE FUSE

ECU系のヒューズを交換するだけで、劇的にエンジンフィーリングが向上します。

点火やらアクセルレスポンスやら、センサーやモーターがしっかり反応してる感じがします。

雰囲気かも?いや、鈍感の僕でも違いが分かったので、効果はあると思います。

極低温冷却処理による金属の原子配列整列。

これによって極限まで電気抵抗を減らしたヒューズ。

1個約2,000円からなので、騙されたと思って、試して見て欲しいです。

アルミテープ

トヨタ86で話題となったボディの樹脂部分にアルミテープを貼って、空気の流れをコントロールするアップデート。

ステアリングコラム下とフロントガラスの下が、どの車でも効果が出やすい、とトヨタのエンジニアがおっしゃってます。

M3にも同様の箇所に貼ると、車が地面に吸い付くような体感の変化があります。

効果は、樹脂部帯電したプラスイオンを放電してボディ表面から空気が剥離することを防ぎ、結果として、空気の流れを整えるようです。

なので粘着部分にも導通性のあるアルミテープが良いようで、3Mなどから出ているアルミテープが無難な選択肢だと思われます。

もちろんトヨタ純正のアルミテープもamazonなどで買えるので、貼る場所に合わせて選択してみると良いかもしれません。

価格は2000円〜7000円?です。

さらにインテークダクトやマフラーハンガーに貼ると吸気・排気を整流化してパワーアップ効果が得られるとトヨタのエンジニアは言及しています。

実際私はインテークの曲がり部分にテープを貼っています。

そのおかげかエンジンレスポンにメリハリが出て、トルクもアップしたように感じています。

どこに貼ればどんな効果があるかは、トヨタの特許が参考になると思います。

ただ、効果があるかどうかは車種によって異なり、メリットとなるかデメリットとなるかも、車種や自分の目指す走り方によるようです。

これは効果そのものというより、試行錯誤して楽しむ余地がかなりあるという意味で楽しいアップデートだと思っています。

父の夢!CSLスタイル カーボンサージタンク

E46M3 CSL

CSLスタイル カーボンサージタンクの装着は、全世界のE46M3乗りの夢ですね。

これの目的は、パワーじゃなくレスポンスとサウンドです。(ノーマルマフラーだとパワーはほんとに上がりません。)

参考記事:E46M3 DIYでCSLスタイルカーボンエアボックスに交換する場合に考慮が必要なこと

高いけど、これはほんとにやってよかったと思います。

一般相場価格は75〜90万円と言われていますが、DIYすれば35万円でできます。

最もハードルの高いDMEセッティングも僕にご依頼いただければお安く提供できます。

見た目どノーマル。

中身ハイチューン。

自己満足度高いです。笑(妻には不評です。)

目に見えないアップデートに特化する意味

今回僕が紹介したアップデートは、「自分だけが運転中に感じる事ができるもの」です。

家族がいて車の趣味を続けていると、ただでさえ車の趣味は金食う割に家族には一切メリットなしと目くじら立てられて、トラブルのもとです。

趣味は自分だけが楽しめるものにとどめておくのが、父としてのマナーだと感じています。

過去に、180SXでECUの現車チューニングをした時に衝撃、S2000でエンジンオーバーホールをした時の衝撃、M3でエンジンオイルを交換した時の衝撃が頭から離れません。

目に見えないチューニングで3回も衝撃を感じているので、目に見えないアップデートでも満足できるものがある、というのは体感済みです。

家族経営と趣味を両立したい場合は、見えない部分のアップデートに特化することが持続可能な手段だと考えます。

これはトラブルを一度経験することで、この考え方の重要性が身に染みます。

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