Muto Kazuhiro Muto Kazuhiro

E46M3 カスタムチューニングデータの作成


今回、ご友人の車両にCSLプログラミングされるという方からの相談に対応しました。内容は、ECUWORXのツールでCSLプログラミングのメニューにチェックが入れられないというものでした。

調査したら、すでにSMGⅡのカスタムチューンがされていたことが原因で、エラーブロック機能が働いていたようです。

この調査で現車チューニングされていることが分かったので、相談した上でCSLプログラミングと現車チューニングを合わせたカスタムデータを作成しました。


ECUWORXツールは、チューニングデータには使えない可能性がある


ECUWORXのツールは、変更を加えたいデータ部分に、すでに変更が加えられているとチェックが入らないようです。


カスタムデータを作成

こちらの方は、BuildjournalのスロットルスポーツプラスやDSC(MK-20)スポーツチューンにもご興味をお持ちでしたので、いっそのこと費用によってはB-specチューンを入れても良いかもとおっしゃっていました。

ですが、せっかく現車合わせのデータが入っているのに勿体無いですし、チューニングの方向性がB-specチューンとかなり似ていて、あまり違いはないだろうと思いました。

また僕は、Buildjournalのスロットルスポーツプラスをベースにアグレッシブに調整していたので、僕の調整データのコピーだったら安価に提供できますとご提案したところ、僕の調整データを適用することになりました。


チューニングの方向性

僕のスロットルチューニングは、Buildjorunal スポーツプラスに比べて、低回転側のデューティーサイクルを高めています。これはアクセルペダル操作に対してより敏感になるように設定しています。なので踏み始めグアッとなるようなフィーリングです。人によってはちょっと乗りにくいと思うかもしれません。

でもグアッとなったらそれがそのまま直線的に伸びるように設定しているので、大袈裟に言うとシートに背中が張り付く感じを演出しています。

自分より車が先に進んでいくイメージです。これを日常でも感じとれるようになっています。

Buildjournalスポーツプラスでカスタムされているマップは以下です。

  • エンジントルク制限マップ
  • アクセル初動制御マップ←これをリチューン
  • O2濃度フィードバックマップ
  • アクセル急開制御マップ です。

まるでパワーが上がったかのような体感ですが、パワーは上げていません。

アクセルの踏み込み量に対するパワーの出方を調整しているだけです。

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E46M3 DMEをUS仕様から日本仕様へリプログラミング

今回のコンテンツは、E46M3のDMEデータを他バージョンへリプログラミングする際、winKFPでどのZB No.を選択すれば良いかを記載しています。

また、E46M3の代表的なDMEフラッシュツールの特徴もまとめています。

施工車両は、オーナーさんがUS(アメリカ)赴任時に購入したE46M3コンパーチブルをご自身で並行輸入され、エキマニと触媒を日本(EU)仕様に交換された車両(前期型MT)です。

以前、シフトライトや速度リミッター解除などのオーダーを頂いて、今回これを引き継いだ上でのリプログラミングをオーダーしていただきました。


書き込みたいDME仕様のZB-No.を選択

DMEデータを書き換える場合(あくまで純正データ)、E46などのネオクラシックモデルはwinKFPで行います。(ISTA-PではVINでプログラムバージョンを固定される為、他国仕様にはできないようですね。)

その時にどのDMEデータに書き換えるかは自分で指定しなければなりません。

winKFPでは、ZB-No.を選択することになります。

んで、このZB-No.どれやねんということで、僕のブログを読んで頂いてる方には馴染み深いDMEバージョンとZB No.の対応表を公開します。


これで自由自在にどのDME仕様にも変更できますね。

情報はNA M3ForumのDME総括情報スレッドです。この情報もISTAのデータベースが元になっているようですね。

めちゃくちゃわかりづらいので、一発で分かるように整理しました。(情報を抜いて公開して下さった事には大変感謝しています。)

winKFPでのリプログラミング手順はこちらです。


ZB-No.とはなんですか?

ChatGPTに聞いて見ました。

"BMWの「ZB-No.」は、BMW車両のソフトウェアやプログラムに関連する番号です。これは「Zentrale Basisnummer(中央基本番号)」の略称で、BMW車両の特定のソフトウェアバージョンやコーディング情報を識別するために使用されます。

ZB-No.は、BMWのディーラーシップや専門家が車両の制御ユニットやソフトウェアを更新する際に参照され、正確なバージョンのソフトウェアをインストールするのに役立ちます。特定の車両モデルや年式に対して異なるZB-No.が存在し、車両の特定の要件やオプションに応じて異なるプログラムを提供するために使用されます。

したがって、BMW車両のソフトウェアのアップデートやカスタマイズを行う際に、正確なZB No.を確認することは非常に重要です。この情報はBMWのディーラーシップやBMWの専門家から提供され、正確なソフトウェアをインストールするのに役立ちます。"

 

今回は他車データを書き込み

お恥ずかしながら、施工当日上の表を作っていた事を忘れていた上に、選択すべき番号をSW-No.やRelease#と勘違いしていて該当データを見つけられませんでした。(なぜZB-No.に目が行かなかったのか悔やまれます。)


オーナーさんに相談して、急遽他車データを書き込む方針に変えさせて頂きました。

他車データを書き込む場合、以前のコンテンツで説明した通りフルバイナリを書き込む必要があります。

今回の車両は前期型マニュアルです。

この場合フルバイナリが手に入るバージョンは1501しか無いので、こちらを書き込みさせて頂きました。(後日リモートで書き込みさせて頂くこととしました。)


フラッシュツールはQuickFlashを使用

DMEの読み書きツールはBMW FlashやMSSFlasherがメジャーだったので使用していましたが、これらはそれぞれ制約があるので今回はQuickFlashを使用しました。


Quick Flashの良いところは1ライセンスで複数車両の読み書きができる所です。

今回新たな気づきで、なんと他車DMEを書き込んでもVIN(車台番号)が保持されることです。

今まで他車データを書き込むとVINはドナー車両のものに変わってしまいました。これを変更するには難解なtool32を使用する必要がありました。

これをしなくて良いなんて素晴らしく楽です。


僕の車に試乗後、CSLカーボンエアボックス装着を即決

施工後に、僕の車に試乗して頂いたのですが、音やエンジンフィーリングを体験して頂いてか、CSLカーボンエアボックスの装着を即決されました。笑

併せて、サクラムさんのフロントパイプも即オーダーされてました。笑

(両方とも僕の車両に装着されています。)

そしてDIY支援のオーダーも頂きました。

日本(EU)仕様化の理由はお伺いし忘れてしまったのですが、エキマニと触媒(フロントパイプ)を日本仕様にしたら、”音”が物足りなくなってしまったそうです。

運転する僕の横で、オーナーさんが「そうそう、この”甲高い音”..」と半分独り言のように考え込みながらおっしゃってたので、心に響いたのかなって思いました。

僕もかなり満足しているので、そりゃそうですよね。笑

(でも、CSLカーボンエアボックスにした事で、初めてマフラー交換したいと思いました。(サクラムさん限定で))


蛇足

僕は、ぐちゃぐちゃな情報は整理せずにはいられない性格です。

情報に筋が通ってないというか、感じ方なんですけどズレとか抜けがあると全部埋めたくなる病なんです。

プラントメーカーに勤めてた時、パーツリストとか図面とか現場でよく使う情報を、ぐちゃぐちゃな書棚やファイルサーバーから集めてきて整理してました。(新人の頃から自主的に)

メンテナンスの作業仕様書なども、作業の詳細化や分担、作業ごとの使うパーツの整理、曖昧な表現の明確化、抜け漏れを全部埋めてました。

仕事が遅いと上司によく怒られてましたが、うるせえバカと心の中で思いながら、将来仕事を引き継ぐ人や作業をお願いする業者さんと気持ちよく仕事出来る事を軸にしていました。

僕は目先のノルマ処理より、将来の価値に重点を置いていて、それは今もかわりません。

なので会社から評価されないけど現場からは喜ばれるという、損?な状況でした。

外資系IT企業に転職してからも同じでしたね。

詳しくは述べられませんが、会社には評価されにくかったですけど現場のお客様には喜んでもらえました。

そうそう!欲しいのこれこれ!って感じで。

もし、社内で使えるのに捨てられそうな技術情報など救い出したいデータがありましたら、業務委託(準委任契約)で請け負います。(NDAなど事前に結んで)

おそらく部・課だと事業部承認不要の年間予算は20万〜120万円以下だと思いますので、その範囲でできる内容でお見積りしてデータ整備を対応します。

全社規模の意味ないと感じているDXを頑張るより、少額かつ費用より数倍の価値の出る現場の取り組みをサポートします。

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E46 M3 DMEチューニング (1回目)&CSLプログラミング(13回目)の施工

 Evolve automotiv社のDMEチューニングを今回初めて別のオーナー様に施工させて頂きました。(自分の車には実施済み)

CSLプログラミングと合わせてリモートで対応しました。

試走直後のオーナーさんのコメントです。


試走から戻りました。CSLプログラムレブマッチがスムーズで1速まで行けますね(!)EVOLVEのプログラムも3000回転付近からのトルクがモリモリでLSDが入りまくりでした👍ありがとうございました。


この翌日、さらにコメントを頂きました。


昨夜は暖機出来ていなかったので少しでしたがタップリ暖めてSMGの切れとレブマッチ、エンジンパワーアップを体感出来ました。下のトルクのおかげでシフトアップ後の失速感が無くなり速度の伸びが違います(!)

 

僕もevolveのチューニングを施工していますが、今の所文句はないです。M3が速すぎて使いきれません。笑

施工費用はトータルで74,808円でした。(※イギリスポンドとの為替レートによって変動します。)


憧れのカーボンルーフ


施工中のオーナーさんとの会話で、カーボンルーフの話をしました。

オーナーさんは4年前にサンルーフからカーボンルーフにされたらしく、-21kgの体感はすごいそうです。

いやー、僕の憧れのカーボンルーフです。羨ましいです。

アンダー鈴木さんのカーボンルーフをサンビームさんで取り付けて頂いたそうです。内張はサンフールのものを流用して経費を抑えて約60万円程度とのこと。

クリア塗装をされたそうですが、青空駐車だと4年程度で塗装が剥げてしまったそうです。なのでラッピングがコスパ良くていいんじゃないかとのことでした。CSLも同じみたいです。

ちなみに、取説に書いてある車重の記載をご覧になったことはありますか?

  • サンルーフ車:1580kg
  • 通常:1560kg

と記載されています。

ってことは、ノーマルルーフをカーボンルーフにしても-1kgにしかならないってこと?サンルーフ車じゃないとコスパ悪いんじゃないかと僕は思ってしまいましたが、車検証(やカタログや取説)って10kg単位の記載だと聞いたことがあります。

それでも軽量化効果は10kg未満でしょうから、ルーフの数kgの軽量化ってどれくらい体感できるんでしょうか。

ご存知の方がいらっしゃったら教えて頂きたいです。

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E46 M3 11、12回目のCSLプログラム施工(DMEアップデート方法含む)

11回目の施工

11回目は、対面でCSLプログラミング、M-track mode、各種コーディングをフルセットで施工しました。

こちらのオーナーさんは、M3を購入後、納車前に施工のご予約を頂いたのですが、"M"ブログを読んでフィリスターボルトの交換やブッシュ類の交換などを、納車前整備の参考にして頂いたとそうです。

ブログを参考にして頂き、ありがとうございました。

施工中の会話の中で、M3に乗り換えるにあたって奥様との交渉のお話を聞かせていただきました。

嘘と本当を上手く織り交ぜて上手く納得を引き出されたとのことでしたが、やっぱり奥様の交渉は難しいですよね..

趣味趣向性の強い車に乗り換える時、悪いところばかりが悪目立ちして、車に興味のない人には何を説明しても響かなく、半ば強硬手段に及ぶしかない、というのがこれまでだったのではないでしょうか。

昔から良く聞く話でもありますし、最近twitterやyotubeでもその後の奥様の反応をネタに動画公開されている例も目にして、今も昔もそれほど変わってないのかなと思ってます。(僕の親父が車を買うときに、母に対して嘘と本当を並べて説明していました。後で母から嘘だと分かっていると聞きました。まぁ変な遊びされるよりはマシかなという感じでした。)

嘘がバレたとき、大げんかになって今後の夫婦関係にヒビが入ってしまうケースと、分かってたわよ的に小言を言われて終わってしまうケースと大きく2つのケースがあるのかなと思ってます。

前者の方が多いのかなと想像していますが、現時点でこれに対する対策案は持ち合わせていません。今度裏付けとともにどうすれば避けられるかについて書いてみたいなと思っています。

後者については日々奥様に対してどれだけ尽くしているかだと思います。今回のオーナーさんは後者で、嘘は初めからバレていると思いました。笑


12回目の施工

12回目は、リモートでCSLプログラミングと各種コーディングを施工しました。

ご依頼はこちらのオーナーさんの方が先だったのですが、オーナーさんのクラッチ交換DIYのトラブルとDMEが古い状態で施工できなかったこともあり、延び延びになってしまいました。

大変お待たせしました。

サンビームさんのCSLコンプリートプログラミングの案内では、DMEを最新にアップデートしてから施工しますとありますが、今回その必要性が分りました。



上の画像はいつも使っているECUWORXのツールになりますが、DMEアップデートしていないとチェックボックスが無効になりCSLプログラミングを有効にできません。

このことをすっかり忘れていて施工中焦ったのですが、その日は施工を中断し、オーナー様に調査のお時間を頂きました。

そこでこのツールの開発者であるマーティンさんにGoogle翻訳を駆使して質問した所、"DMEアップデート必要だよ"と教えて頂きました。

(ちなみに私は外資系企業に勤めていますが、英語は話せもしないし読めもしません。ただ、会社のメールも研修も概ね英語て、翻訳したり、部分的に単語の意味を調べて読んだりを繰り返していくうちに雰囲気で言ってることが掴めるようになってきます。読む事より意味だけ理解する意識でいるので、英語への抵抗がグッと下がってます。※中学・高校・大学時代も常に英語は赤点&補習でした。)

本来であればISTA Pで施工する所ですが、現在ISTA Pの無料版(海賊版)の配布はネット上では徹底的に排除されているので手に入らず。(ISTA+も手に入らなくなりましたね。K+D-CANケーブルを買うとセットになっているCDやダウンロードストレージからが入手経路になりますね。)

そこでWinKFPの出番です。

他車種の手順ですがこちらのサイトを参考にしました。

違うのは、手順2のECUタイプを選択するときに、”MSS54”を選ぶだけです。

これをやったら無事CSLプログラミングができました。

それから、コーディングもキーロック長押しでミラー格納が上手くいきませんでした。

ロック解除するとハザード2回点滅は問題なくコーディングできました。

必要な項目がaktivになっていることは何度も確認したのですが、キーロック長押ししても格納されません。

ロックが解除されている状態からキーロックボタンを押し、押したままにするという操作が必要です。

ロックして、ボタンから一度手を離してしまった状態で再び長押ししてもミラーは格納されません。

その場合、ロックを解除してから再びロックし直す必要があります。

モジュールのアップデートが必要なのか、他の項目をaktivにする必要があるのか..

今回残念ながら機能を有効にできませんでした。

調査は続けたいと思います。


引越ししました

ついに山梨県北杜市白州町に引越しました。

今まで神奈川県横浜市緑区の自宅でCSLプログラム等の施工を受け付けておりましたが、今後は山梨県になります。

ですが、自宅前の駐車場入り口が、かなりの勾配で見通しが悪く、車をボコボコにしてしまいました..

来ていただくと、オーナーさんの車をボコボコにしてしまう可能性が高いので、対面での施工の場合、近くの道の駅はくしゅうでお願いすることになると思います。

引越しする前に長野県のオーナーさんへ施工したとき、この道の駅を使わせて頂きました。

以降、山梨県北杜市のPRになりますが、道の駅で汲める水がめちゃくちゃ美味しいです。

近くの"べるが通り"の景色が最高です。

その他、富士山が綺麗に見える開放感のある道など、景色が楽しめる場所が多々あり、妻がかなり喜んでいました。

両親が引越しの手伝いにに来てくれましたが、観光気分でした。笑

癒しついでに遊びにきて頂ければと思います。

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E46 M3 8、9、10回目のCSLプログラミング

ここ3ヶ月の間に、CSLプログラミングを3人のオーナー様に、リモート・対面両方で施工させて頂きました。

本当は、1回毎に1記事で、オーナー様とのやりとりを書かせて頂きたいのですが、最近時間が取れずまとめて書かせて頂くことにしました。


名古屋から来て頂いたオーナーさん(8回目)

こちらのオーナーさん、実は名古屋のショップさん経由で一度CSLプログラムを施工されていたのですが、いまいち効いてないとの事で再施工が目的でご依頼を頂きました。

E46M3は2台目で、1台目もCSLプログラミングは施工されていて効果は良くご存知でした。

ショップさんに効いてないよね?と何度も確認するも、こんなもんじゃないですか?と言われ取り合ってもらえなかったそうです。

やるにしても施工料10万で、オーダーストック持ちで3,4ヶ月かかるとの事で、僕の所に依頼して下さったそうです。

データを吸い上げてみると、確かに書き込まれています。でも確かに反映されてませんでした。

なので僕の方でデータを書き込みし直しました。

するとちゃんと反映されました。


埼玉から来て頂いたオーナーさん(9回目)

こちらのオーナーさんは、サンビームさんの触媒レスフロントパイプに交換されていました。なのでCSLプログラミングと一緒にbuildjournalのアフターファイヤーも施工させて頂きました。

3段階のstageがあるのですが、一番アグレッシブなstage3を施工しました。

試運転では負荷かけても音がしなかったので、様子を見て頂いたら、後日、エンジン壊れてるんじゃないかと思うほどパンパン言いますwとメッセージ頂きました。

ちなみに、サンビームさんのフロントパイプで、そのまま車検に行ったら門前払いされたそうです。

純正触媒のストックは必須ですね。


大阪のオーナーさんはリモート対応(10回目)

リモート施工は今回で2回目でした。

こちらのオーナーさんは、OBD2コネクタが中に陥没していてケーブルが刺さらないトラブルから始まりました。

最初、ケーブルがすぐ抜けてしまうという症状から、コネクタの向きがちがったり、押し込みが足りてないことを疑ってしまったのですが、リモートのままPCのインカメをコネクタの位置に向けて頂いて確認してみたら、コネクタが陥没していました。笑

オーナー様にステアリングの横の収納を外して頂いて、中からコネクタを取り出して直接繋いで頂きました。

これによって問題なく施工できました。


近況

10月に山梨への引っ越しに向けて準備が忙しくなってきました。加えて本業の方も新しい取り組みで忙しくなり、手が回らなくなっています。

新サービスの開発も止まってます。

車検が10月末に迫っていて、今回ユーザー車検に挑戦してみようと思っていますが、その前のメンテナンスもやらなきゃなと思って手が回っていません。

CSLプログラムやコーディングのご依頼を頂いていますが、調整の為のご連絡が遅くなっており申し訳ございません。

時間と気持ちに区切りがついた時に返信をさせて頂いてますので気長にお待ち頂けると助かります。


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E46 M3 7回目のCSLプログラミングはリモート対応でした

今回初めてリモートでCSLプログラムの施工をさせて頂きました。

ご依頼は福岡からでした。

半年前に、初め出張でのご依頼を頂いたのですが、家事育児で妻から出張許可は下りず、お断りをしていました。

パソコンがもう一台あればリモートできるかもと思ったのですが、約10万円の設備投資できる余力はなく、諦めかけていました。そもそも需要も分からなかったので、投資回収の見込みもありませんでした。

妻が独身時代に使っていた2014年モデルのPCがあったのですが、Wi-Fiユニットが死んでいたこと、動作が死ぬほど遅かったこと、写真が500GBもあり移行がめんどくさくメンテナンスの腰が重かったのです。

それでもオーナー様からの強い要望を頂いた為、約6ヶ月もかかってPCをメンテナンスして、やっとのことで施工させて頂きました。

こちらのリモートガイドに従い、問題なくスムーズに施工できました。

オーナー様には車の激変に満足して頂けたと思います。


通常コーディングを試験的に実施

今回、僕の車にもやったことのないデイライトやUSマーカー、ミラー格納などの通常コーディングを実施しました。

実験でしたので、追加費用は頂かずに対応しました。

うまくいかず、3回に渡ってやり直しをしました。

国内、海外情報が整理されてなくて調査に手間取りました。

自分の車で実験できたらよかったのですが、その時間はもらえずオーナー様に実験台になって頂きました。

今回の実験でうまくいったオプションは、こちらのE46 M3 coding listにまとめました。


通常のコーディングは追加料金で対応

通常のコーディングは5000円で対応させて頂きます。

コーディングのみのご依頼も5000円。

CSLプログラミングやM-trackモードと同時施工でも+5000円を頂きたいと思います。

過去にCSLプログラミング等を施工させて頂いたオーナー様も、コーディングご希望の場合は新たに5000円を頂きたいと思います。

その他コーディングのニーズの例をあげると、ブレーキローターやステアリングラックをCSLまたはコンペティションパッケージ(通称ZCP)にした場合、DSCがノーマル状態だと思って制御してしまいます。

NA M3 forums(アメリカ)やM3 cutter(イギリス)によると動きがだいぶ気持ち悪くなるという書き込みもありました。

それは、DSCがステアリングの舵角とホイールスピード、スロットル、などなどセンサー情報を読んで、スロットルやブレーキなどの操作に介入するからです。

これをコーディングでローターやラックをCSL(コンペティションパッケージ)に変えたよと、教えてあげるだけでDSCを本来の動きにできます。

DIY後にこちら未対応でしたら、通常コーディング料金で対応させて頂く事もできます。


近況

山梨県北杜市の自宅も完成に近づいてきました。

2021年10月に引っ越すので、対面での施工をご希望される場合は山梨へきていただくことになります。

山梨県北杜市は自然豊で空気を吸っているだけで気持ちが洗われます。

リフレッシュも兼ねて来て頂くこともおすすめです。

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E46 M3 CSLプログラミング、DMEチューン、コーディング等のリモート施工準備について

リモートで、CSLプログラミングやDMEチューンの施工を受け付けています。

セットアップしたパソコンとケーブルをオーナー様へお送りして、オーナー様がパソコンと車を繋いで頂ければ、僕がリモートでそのパソコンを操作して施工します。

そこで、オーナー様向けに、リモート接続のガイドを作成しました。

このガイドを見て、対応頂けそうな場合、リモートでを施工することが可能です。

尚、施工中にリモート接続が切れてしまっても大丈夫か?については大丈夫です。

施工は、お送りしたPCが行います。

リモート接続が切れても施工はPCが継続してくれます。

なので僕がリモート接続し直せば、続きの手順から再開することができます。


※最終更新:2021/12/17


施工概要



オーナー様には、リモート接続以外にも約6回のキー操作をして頂きます。

施工が終わったら、試運転をオーナー様ご自身で行って頂き、動きが今までと全然違うことを確認して頂けたら完了です。


準備

PCを受け取って頂いてからの、大まかな流れを記載します。

  1. PC立ち上げ
  2. インターネット接続
  3. リモート会議接続
  4. リモート操作接続
  5. PCと車両の接続
  6. キー操作
※施工にVIN(車台番号)が必要になりますので、車検証をお手元にご用意ください。

1. PC立ち上げ


上の写真のように、PC本体と電源ケーブルとK+D CANケーブルが同梱されていることをご確認ください。(PCは妻が独身時代に使っていた2014年モデルのVAIOです。)



PCを電源に接続して頂いてから、PCの電源をONにしてください。写真のように右側に電源ボタンがあります。



Windowsにログインして頂きます。ログインパスワードは「e46m3m」です。



K+D CANケーブルをPCに接続して頂きます。左側のUSBポートをご使用ください。(右側のUSBポートはWiFi子機を使用しているため、使用しないでください。)


2. インターネット接続


オーナー様ご自宅のWiFiに接続してください。接続パスワードは、オーナー様ご自身で設定されたものをご入力ください。(接続先は、PCを返却頂く時にオーナー様で削除して頂くか、ご返却頂いた後、僕の方で削除します。)

ここまでを、施工前までに済ませておいていただければと思います。

また、このPCは古い為バッテリーが死にかけています。

基本的には延長ケーブルなどで電源に繋いだまま施工させて頂きたいですが、どうしても電源確保が難しい場合は施工直前まで充電をお願いします。


3. LINE電話

施工時間になりましたら、LINE電話で会話しながら施工させて頂きたいと思います。

今まではGoogle Meetでテレビ電話を使っておりましたが、PCが古すぎるせいかマイクのハウリングがすごくてとてもやりにくかったです。

なので事前にLINE ID登録をさせて頂きたく思います。

私のLINE IDはオーダーを頂いた後にメールで連絡致します。


4. リモート操作接続(Google Remote Desktop)

PCの電源を入れ、ネットに繋いでいただければ、僕の方からアクセスできるので操作不要です。


5. PCと車両の接続

ここから施工に入っていきます。


K+D CANケーブルを車両のOBDⅡコネクタに接続してください。接続がうまくいくと写真のようにケーブルが光ります。OBDⅡコネクタは、ライトスイッチの下の方にあります。(写真は右ハンドルになりますが、左ハンドルだと逆になります。)


6. キー操作


ここから施工に入っていきます。キー操作のタイミングは僕の方からお知らせ致します。

キーオンする場合は、イグニッション手前の動作チェックが入る位置(よく"2"の位置と言われます)に操作してください。

この時に、エアコンやナビ、オーディオなど電気を使うものは、極力オフにして頂くようお願いします。

これ以降は僕の操作がメインになります。


上の図のように、LINE通話でやりとりしながら施工していきます。

施工が終わったらオーナー様で試運転をして頂きます。

車の動きが別物になるので、施工されたかどうかはすぐに分かります。

その違いを体感して頂けたら完了です。


PCの返却


クロネコヤマトさんのパソコン宅急便で、PCの返却をお願いします。

発送は元払い(オーナー様送料ご負担)でお願い致します。

PCをお送りした時の専用BOXを再利用して返却をお願いします。

専用BOXは再利用しますので、丁寧にお使いいただけると助かります。


施工料のお支払い

施工後に、施工料+送料(私からPCをお送りした分の送料)をお願い致します。

お支払い方法は、

  • PayPay
  • 現金をPC返送時に同封頂く

のいずれかでお願い致します。

施工料は+1500円(発送分の送料)をお願いします。※実際の送料は1100円から1300円なのですが、繰り上げ分はPC送付用の梱包資材費(一箱1300円)の買い替えに充てさせて頂きます。

オーダーは"こちら"からお願いします。



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E46 M3 6回目のCSLプログラミング

今回は、2005年の新車購入後、ワンオーナーでずっと乗られているオーナー様からのご依頼でした。

現在お子さんが2人いらっしゃって、M3一台の運用だそうです。

日常領域の刺激アップ&シフトのスムーズさを求められてのご依頼でした。

それから、チャイルドシートの情報や、車の趣味と奥様との関係、トラブル体験談など色々お話を伺うことができました。

このご依頼の醍醐味は、オーナーさんたちと色々情報交換できることです。

一番刺激的だったのが、SMGのオーバーヒートで東名走行中にSMGがシャットダウンしてしまったお話でした。

サンビームさんで対策して頂いたそうで、以後トラブルは出ていないようです。

参考:E46 M3 SMGオーバーヒート対策 *話がそれますが、記事の最後にE46M3のトラブル集のリンクがあり、とても参考になります。

他、国内ではハイドロリックユニットを移設された方の例もありますし、Burkhart Engineeringからは移設パーツが販売されています。(ただしこのパーツ(ブラケット)はABSユニットを除去した場合に限るそうです。右ハンドルの場合、DME下に空きスペースがありますが、現時点だとワンオフの必要がありそうです。この辺は調査中です。)

ここ半年のインスタでは、グリュックレーシングさんでMT換装されたM3を4〜5台は見たので、中古のハイドロリックユニットが手に入るかも?と勝手に思ってました。


今回もオーナーさまよりレビューを頂きましたので、そのまま掲載させて頂きました。


プログラムを書き換えたのは大正解でした。もっと早く知っていれば...

以下感想です。

① 1速⇒2速の変速時が一番ショックが大きい(モード5の話です)

街乗りの回転数と速度だけかもしれませんが、他の変速時と比較して、1速⇒2速の変速時が一番「バンッ」と強めの衝撃がありますね。アクセルのコントロールで変化するので、色々試しています。

② 極低速(信号で止まる直前程度)では、3速⇒2速での回転は合わせきれないノーマルよりは遥かに良いのでそんなに気にするところでもないのですが、極低速時のシフトダウンではブリッピングとクラッチミートのタイミングが少しずれますね。

③ シフトアップ直後の減速感が激減

プログラム書き換え当日も感じていましたが、クラッチミートが早いのでシフトアップ直後の減速感がほぼ無く、むしろその瞬間加速するような感覚です。ノーマルの減速感に慣れてしまっていたため、そのせいで余計に加速感を感じている気がします。

④ エンジンのフィーリングが変わった?

燃調マッピングが変わったような感覚があります。気のせいだと思っていますが、何か変わった感じがします。恐らく、シフトアップの際の減速感が激減したせいでそのように感じているのでしょうね。


オーナーさんが感じられたメリットデメリット両方を掲載させて頂きました。

この後、何日か乗られた後のコメントも頂きましたので共有します。


その後色々と乗り方を変えてみて分かりましたが、アクセル開度によるクラッチミートの変化がノーマルよりも大きく感じます。

モード5でも思ったよりはガツガツしないで使えているので、 ほとんどモード5しか使用していません。 

低い回転域でしか使わずに走っていると、シフトダウン時はブリッピングされてからワンテンポ遅れてクラッチミートされます。

低い回転域 だとSMGの制御を穏やかな方向にしようとするせいだと思いますが、クラッチミートのタイミングが遅くなるだけで、優しくつなぐわけではない所が不思議な制御です。 

SMGは7~8年前くらいにエア抜きや学習リセットをしたくらいなので、もしかするとポンプの方がヘタっているのかもしれません。


後日、SMGポンプの状態を比較されますか?近々通常のコーディングメニューも追加する予定ですのでよろしければその時にでもポンプの状態を見える化させて頂くこともできます。


ちゃんとメンテされていれば、フィーリングは長持ちする?

僕のM3とオーナーさんのM3を乗り比べました。

アクセルを踏んだ時のツキというかトルク感が、僕の車とほぼ変わらないかもっと良く感じました。

コンフォートモードのSMGシフトロジック5での比較です。

トルク感に影響を与えそうなアップデート内容を、僕とオーナー様とで比較します。


  • エンジンオイル:0W30パワークラスター
  • アイスフューズ
  • サクラムフロントパイプ
  • 軽量フライホイール
  • CSLプログラミング
  • 排ガス保護制御OFF

オーナー様

  • エンジンオイル:10W60ワコーズ
  • VANOSオーバーホール


正直なんか悔しかったです。笑

僕のM3は5、6番ピストンあたりのヘッドからカチャカチャ音が聞こえるのですが、オーナー様の車は聞こえません。(僕の車はロッカーアームが削れてると思われます。)

共に10万キロちょっと越え。

僕の自宅前を通るE46M3、2〜3台は、みんなカチャカチャ音がするので持病なのかなと思ってましたが、オーナー様のM3からは聞こえません。笑

オイル管理が良かったのかなぁとか思いながら、今後この要因を探っていきたいなと思っていました。

ヘッドオーバーホールの前にタペット調整とかやってみたいなと思ってます。

自分で出来ないかな..

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E46 M3 6MT コンフォートモードのスロットルチューニングで日常の乗りやすさアップ

今回、6MTに乗られているオーナー様から、コンフォートモードのスロットル開度調整のご依頼を頂きました。

走り出しからの、低速域のフィーリングが悪いということで、スロットル調整で低速のタルさをカバーしたいとのことでした。

オイル交換もしっかりされ、プラグ交換やプラズマダイレクトも導入、O2センサーを清掃されて、打てる手は尽くしたのに、改善しなかったそうです。

今回スロットル開度調整併せて、触媒保護制御OFFと点火タイミング学習値リセットも行いました。

相乗効果で、かなりのフィーリング変化を体感して頂けたようです。

一つ一つ効果を確認しながら調整

今回は以下のような流れで、調整支援をさせて頂きました。

1回目のチューン:触媒保護制御&セカンダリーO2センサーモニタリングOFF(他コーディング含む)

試運転確認:効果体感!この時点でオーナーさんビックリ。

2回目のチューン:コンフォートモードのスロットル調整

試運転確認:効果そこそこ体感!!

3回目チューン:コンフォートモードのスロットル再調整

試運転確認:効果体感!!!

最後に、DMEリセット

試運転確認:さらに効果体感!!!!

一つ一つ効果を確認しながらチューニング&リセットを加えていきました。

毎回変化を明確に確認できて、オーナーさんは感動されていました。

いやぁ、僕も一つ一つ変化を確認する事はしてなかったので、勉強になりました。(自分のことなるとせっかちで、なんでもスッと飛ばしてしまいます。)

スロットル調整値

今回の調整値を掲載させて頂きます。(オーナーさんご了承済み)

コンフォートモードスロットル調整後

左側 Pedal(%) が、アクセルの開度で、右側の Valueがスロットル開度です。

つまみを動かすと、スロットル開度の方の数値を変更できます。

コンフォートモードスロットル標準

こちら調整前の数値を参考に載せます。

これだけ見ても、低開度のタルさがわかりますね。

スポーツモードスロットル標準

数値を見ると、コンフォートモードと全然違います。

E46 M3/E39 M5のECU学習リセットツール

今回、ECUの学習値リセットに使ったツールを紹介します。

ECU WORXで無料で提供されているツールです。

ケーブルとWindowsPCさえあれば簡単に使えます。

こちら、今回のオーナー様のリセット前の学習値です。

ケーブルをつないでキーを回したら、Identify ECUを押して、Read Adaptationを押すと学習値が読み込まれます。

Reset Adaptationを押すと、学習値がリセットされます。

こちらがリセット後の状態です。

それぞれの値が何を示しているかは、勉強中です。

各シリンダーの点火タイミング補正値とVANOSの動作角補正値、短期燃料トリムと長期燃料トリムの記録がされています。

さらに、エラーコードの読み取りやリセット、コーディングできる残り回数の表示もしてくれます。

Flashes remaining : 25と書いてありますね。

基本30回みたいなので、あと25回です。

このカウンターをリセットするツールもあって、僕はライセンスを購入しています。

MSSFlasher

*使い方ガイドのYoutubeと実際のアプリの操作が違います。僕はこれにやられました。今回このツールのテストをやって失敗してしまいまいた。僕の車は一時的に文鎮化(置き物化)しましたが、開発者の力を借りてなんとか復旧できました。

現在は、QuickFlashを使用しています。

調整支援を受け付けています

CSLプログラミングのようなOne-Shotチューンだけなく、スロットル調整のような調整支援も受け付けています。

1回こっきりではなく、ご自身で乗って頂いた後の再調整も込みで対応致します。

お互いのM3を試乗しあったり、今回のように変化を一つ一つ確認しながらじっくり対応させて頂きます。

また、Buildjornalのスロットルスポーツ+チューンやカスタムトルクマネジメント変更も可能です。

トルクマネジメントやデューティーサイクルの見直しで、アクセルタッチが大きく変わります。

これはやってみなけりゃ分からない感覚です。

E46M3
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E46 M3 5回目のCSLプログラミング&初めてのM-track mode施工

E46M3

今回依頼いただいたオーナー様のM3は、なんと走行距離ほぼ30万キロ!

初めて見ました。笑

購入された時、既に18万キロだったそうです。

購入後6年(確か…)で12万キロ積み増して30万キロの大台に達します。

いやぁ、夢があります。笑

トラブルなどどうでしたか?と伺った所、こちらの記事(E46 M3 よくある故障と修理費用の目安)でまとめた内容は、ほぼ全てやりました。笑 とのことでした。笑

試乗した感じ特に違和感なく、10万キロと30万キロで何が違うの?って感じのフィーリングでした。

内装もめちゃめちゃ綺麗で、30万キロも走っているなんて到底思えない状態でした。

DIY補修されたり、結局新品に変えたり、紆余曲折しながら今の状態に辿り着いたそうです。

いただいたコメントです。


昨日はありがとうございました。

そこそこな雨の中でしたが、おかげさまで246号線を楽しく走ることができました。

それにしてもロジック5でのシフトチェンジの速さは電光石火のごとくですね。

1速で引っ張って⇒2速にしたときの「ガツンッッ!」には少々焦りました。。

これまでずっとロジック3でしたが、街乗りではロジック2でももう十分かなーと思ったりしますが、様々試してみようと思っております。

今回は誠にありがとうございました。

これからもブログにて有益な情報の発信をぜひお願い致します!


こちらこそありがとうございました。

こちらのオーナー様、最近SMGハイドロユニットを丸っとASSY交換されたそうです。

MT化とかなり悩んだそうですが、SMGがご自身のスタイルに合っているのと、30万キロも乗っているので予防保全としてASSY交換されたそうです。 

それから、併せてM-trackモードの施工を、今回初めて実施させて頂きました。

自分で作った手順書をみながらの作業です。

参考:E46 M3 M-track modeのDIY手順

手順に従い、スムーズに施工できました。

以前、これをみて施工された方からスムーズに施工できた!と報告いただいていましたが、自分でもやって上手く行って、めちゃめちゃホッとしました。笑


お互いのM3を試乗


オーナー様は足回りの交換もご検討されており、僕と同じビルシュタインB12にしようか悩んでいらっしゃいました。

そこで、僕の車に試乗して頂き、現在の乗り味と比較して頂きました。

全然違いました。笑

B12はシャキッとしていてスポーティな感じです。

段差を越えた時の突き上げ感をどう捉えるかだと思いますが、オーナー様は好みのようでした。(僕は気持ち強いなと感じます。=もう少し弱くして欲しい。)

僕もオーナー様の車に試乗(CSLプログラミングが反映されているかの走行テスト)した時に、へたってる感をばっちり感じました。笑

いや〜失敗しました。

データを取らせて貰えばよかったです。

明らかに人が体感できる変化を見える化してみたら、どんな数値変化を示すのか、めっちゃ気になります。

参考:愛車の性能を手軽に見える化2 〜ロールとピッチ編〜

う〜、後悔。。


E46 M3

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E46 M3 4回目のCSLプログラミング


山梨県北杜市白州町の土地契約に行ってきました。

これに合わせて、道の駅はくしゅうでオーナー様と待ち合わせし、そこでCSLプログラミングを施工させて頂きました。

オーナー様とは、年始にお問い合わせを頂いて、3ヶ月越しで施工させて頂くことが出来ました。

オーナー様は長野県にお住まいで、当初横浜まで来て下さるとのことでした。

ただ、雪の状況を見てというオーナー様と、土地の契約で僕が山梨に行くタイミングが合えば、山梨でお会いしましょうと調整させて頂きました。

自宅以外の施工は初めてでしたが、問題なく完了できました。

オーナー様よりレビュー頂きましたので掲載させて戴きます。


こんばんは。

本日はありがとうございました。

普段マニュアル(パドル操作)運転しませんが、帰宅途中の山坂道でパドル操作をしました。

楽しいですね

M3では積極的にパドルを使ってみます。

M3のエンジンも良いですが、私が所有しているオープンカー(E93)に搭載しているN54B30Aも良いですよ。

素晴らしいご自宅が完成されることを祈念しています。

山梨に来られることがありましたら、ぜひ長野県にも立ち寄り下さい。

ドライブコースをお教えします。

時間がありましたら、蓼科の山小屋で一杯やりましょう。


ありがとうございます。

ドライブコース楽しみにしています!

山小屋での一杯もよろしくお願いします。

オーナー様はフィナンシャルプランナーの資格をお持ちでした。

M3維持の家計戦略(妻攻略)の、相談に乗って頂きたいなと思いました。

また、信州のお土産まで頂いた上に、時間にも配慮頂き、至れり尽くせりで本当にありがとうございました。

引き続きよろしくお願いします。


やっとM3で山梨に来れた…


2020年の夏から移住計画を始め、山梨に足を運んだその道中でセルモーターの不調からの入庫しっぱなしで来れず...

治っても、出産に備え、遠出の自粛...

念願叶ってやっと来れました。

本当はフロントカメラ付けて、楽しそうなコースを事前調査し、ドライブ動画でも撮ってYouTubeで紹介しようと企んでいたのですが、何一つ出来てませんでした。笑

それどころか、来る時のパーキングで、サイドスカートが外れるほど強く縁石にぶつけてしまい、ガリ傷を貰ってしまいました...

なんたる不覚...

傷つけて価値を下げて、乗り続けろという神様の思し召しではないかとポジティブに受け止めています。泣

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E46 M3 3回目のCSLプログラミング

E46M3

CSLプログラミングは、当ブログを通じて合計3回の施工依頼を頂けました。

作業も慣れてきて、30分もかからずできるようになってきました。

今のところオーナーさんたちから不具合連絡などは来ていないので、気持ちいいシフトを満喫されていることと思います。笑

参考:E46 M3 DIY CSLプログラミング

今回のオーナー様からご依頼頂いたのは、CSLプログラミング以外には以下の3つです。

  • 速度リミッター解除
  • レブリミット8200rpmへ変更
  • Dyno回転数上限8200rpmへ変更
エンジンをとことんぶん回して楽しみたい、というのがよく分かりました。笑

オーナーさんは、よく宮ヶ瀬湖周辺でドライブされているそうです。

鳥居原園地側の駐車場に停めて、他の車好きの方々とコミュニケーションされているとのことです。

そこにはいくつかの車好きコミュニティがあって、昔からの繋がりを大事にされている方々が集まっているようです。

僕もよく宮ヶ瀬湖に行きますが、ツーリングされている方はほんと多いですもんね。

でも僕が停めるのは湖畔園地側の駐車場ですし、来る時間帯は昼から夕方にかけてです。

育児が落ち着いて、お会い出来る様になったら良いなと思ってます。


宮ヶ瀬湖周辺情報

宮ヶ瀬湖周辺ドライブルート


鳥居原園地から東に向かうルートが人気ドライブルートです。

いい感じのカーブが連続していますがトンネルが長くて、速度が出てると少し恐いです。笑

夜はゲートが閉じていて通れません。

開門時間は7時〜19時のようです。



東側出口を左折すると、オギノパンというパン屋さんがあって、いつも行列です。



あげぱん、大好きなのでいつか寄りたいです。



宮ヶ瀬湖周辺に走りに来られる方は、相模原、八王子、立川、厚木、横浜、川崎に住まれてる方が多いのかもしれません。

横浜に住んでますが、気持ちよく走れる所がほんとないですもんね。



西側に住まれてる方だと箱根や伊豆があるので、宮ヶ瀬にはあまり来ないかもしれませんね。笑


M3談義

施工後、少しお話させて頂きました。

やっぱりM3はE46が一番カッコいいですね、と。笑

純正で十分楽しめる、というのも僕と一緒でした。

永く乗っていきたいけど、部品がいつまで供給されるか、それが心配ですね。

ゴム、樹脂がほんと弱いですね。エンジンはすごいのに。。

オーナーさん、モールがダメになってて、そろそろ変えたいんだそうです。

リアウィンドウのモールの値段が高騰していて、交換に踏み出せないみたいです。

ポルシェやニスモ、マツダ、最近トヨタも?みたいに、パーツの復刻サービスやレストアサービスをBMWもやってくれるといいですねぇ〜、なんて話をさせて頂きました。

劣化しやすいゴムパーツ、樹脂パーツは3Dプリンターで出力して、輸送費や在庫管理費、流通費を抑えた低コストパーツを供給をしてくれるといいなと思います。

パーツ復刻サービスとかもやってみたいなと思ってます。  

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E46 M3 またまたCSLプログラミングのご依頼を頂きました

E46M3

今回、当ブログをみて頂いた別の方より、ご依頼をいただけました。

ありがとうございました。

前回は、初めて自分以外の方への施工でドキドキでした。

今回は少し慣れて、スムーズに作業する事ができました。

オーナー様より施工後のレビューを頂きましたので紹介します。


プログラミング変更後は我慢ならず、高速でその効果のほどを楽しんできました。

やはりこのCSLプログラムの方がむしろ自然で乗りやすく感じますね。
特に、
・D/Sレンジともシフトアップ時にもたつく時間がほとんどなくなった
・交差点ど真ん中でシフトに入ってしまった際の失速時間がほとんどなくなった
・シフトダウン時の過度のエンブレ感がなくなった
ことが、乗りやすさに繋がっています。

CSLが最終だったのならともかく、なぜCSLをリリースした時点で標準M3もこっちに変えなかったのだろうと不思議に思ってしまいます。
確かに5段目になるとダイレクトにつながりすぎて駆動系への負担が気にならなくもないですが、段数は選べますしね。。。

正直、購入してから変更まで、SMGのフィーリングの悪さから車全体に対してなんだかなー・・・という気持ちが出てきてしまっていたのですが、今回の変更で、これこれ!やっぱいい車じゃないか!と感激しました。
これからも長く楽しんでいこうと思います。

今後もブログ楽しみにしていますので、頑張ってください!


ありがとうございます!

M3に長く乗ろうと思ってくださるきっかけになった事が嬉しかったのですが、ブログを楽しみにしてくださることがもっと嬉しかったです。 

施工をご希望される方は、ブログ上部又はハンバーガーマークから「CONTACT」をクリックして頂き、そちらのフォームにご記入ください。

CSLプログラミングと同時に施工できるメニューはこちらを参照ください。

DIYされる方で、環境構築や設定でつまづいた場合、うまくいかない場合の相談も受けつけております。( 15,000円/時間or回)

Web会議で画面共有しながらだったり、Slackなどでチャット形式でのご支援を考えております。(このほうが早いと思ってますが、メールでの相談も大丈夫です。)

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E46 M3 はじめてCSLプログラミングのご依頼を頂きました

E46 M3

このブログをみて下さった方から、CSLプログラミングのご依頼を頂きました!

初めて自分以外のお車に施工したので、ドキドキでした。

でも上手くいったので、とても安心しました。

ご依頼頂いた方からも、とても楽しくなった!と嬉しいレビューを頂き、僕も嬉しかったです。


施工メニュー

今回は以下のオプションをプログラミングしました。
  • CSLレブマッチング
  • クラッチ慣性調整
  • DME側のSMG制御のCSL化
  • スポーツモードメモリー
  • 速度リミッター解除
  • セカンダリーO2センサーデリート
  • キャタライザー保護制御停止
  • 二次エアポンプ停止

レビュー

施工後、帰り道で変化を体感されたオーナー様から以下のようなレビューを頂きました。

帰りの道中は、あまりの楽さにあっという間に着いてしまいました。シフトチェンジが変わったのとトルクアップしたのがものすごくバランスが良く、高速が速くて、本当に楽ちんでした。
本当に帰りは、刺さるくらいに楽しく帰りましたよ(^_^.)
前にカーボンクリーンをした後やオイルを変えた時の変化以上の体感がありました。街乗りのシフトチェンジは、すごくスムーズで楽になりO2センサーキャンセルのトルクアップは、高速などでも、どこからでも踏めば力強く加速する感覚で、こんなにも変わるとは予想もしませんでした。

実は前日の予習中に、WinKFPが起動しないトラブル発生

再インストールで解決しました。

全然解消できなくて、リスケをお願いしようかと悶々としながら、直前まで解消を試みていました。

在宅勤務の恩恵か、お昼休みに解決できました。笑

こんなエラーメッセージがでました。

検索するとこのトラブルはあるあるみたいですね。

Error 1:

  • 1020 File could not be opened for reading ../DATE/gdaten/kfconf??.da2
  • 1040 Error in file processing(general) .. /DATA/gdaten/
  • 3017 coapiKflnit() failed
  • 996005 interpretierter Fehler:Kflnit:Fehler bei Verarbeitung der Datei: ../DATA/gdaten/.

winKFP error

ソースファイルが開けない&読み込めないというエラーのようです。

4つ同時にエラーが出ていますが、まずはファイルを開けるようにしてあげることが、解決に向けたファーストステップだと考えました。


海外サイトで調べて、実行してみた対処方法

データファイルを開いて一度保存するというものがありました。

C:\EDIABAS\Bin\Server\data\gdaten\KFCONF.da2

このファイルをワードパッド(windows標準搭載アプリ)で開いて保存するだけのようです。

上記ファイルだけではなく、このフォルダ内に含まれている以下のファイルも試してみると良いそうです。

  • Histoie.bsu
  • SGIDC.as2

僕の場合はこれを試しても、効果無し。

原因は不明です。

思い当たる節は、windows10のアップデートとISTA+のインストールくらいです。

この調査と試行で、夜は寝れませんでした。笑

繰り返しになりますが、再インストールで解決できました。


雑談

プログラミング後、ちゃんと機能しているか確認の為に同乗させて頂きました。

車内で、足回りのコンディションが、自分ではどのレベルなのかわからないですよね。という話を少しさせて頂きました。

どこまで改善代があるのか、最高がどこにあるのか、中古車だとわからないですよね、という話をしました。

最高とそこに到達する為の費用がわからないので、計画のしようがないというわけです。

無駄な投資をしてしまうリスクが高いですよね。

エンジンパワーやトルクなら、シャシダイで計測すればいいものの、足回りは見える化手段がありません。

足回りの見える化をどうしたらいいだろうか。

今この手法を考え中です。

何となく、コーナリング中の車速とロール量の関係性で表せないかなと考えています。

あとは、ロールしてから通常位置までの復帰速度とかがいいかな?と色々想像しています。

ちなみにですが、エンジンパワーやトルクの簡単な計測手法は、現在アプリを開発中です。

例えば、ICE FUSEやアルミテープを施工した結果、本当にパフォーマンスアップを果たしたのか?それを簡単に確実に計測できるアプリを作っています。

いちいちシャシダイで何万も払って、何時間もかけて計測するのは、現実的ではないですよね。

でも本当に効果があったのかは気になります。騙されていないのか。笑

これを、ただの街乗りだけで計測してしまおう、というのが僕の考えているソリューションです。

時間捻出が足りてなくて、中々進んでいません。笑

サラリーマンをさっさとやめて、こちらに集中したいなぁと、日々どうやって実現しようか考えています。


ご依頼は受け付けています

僕は基本的にはDIYを推奨しています。

それを広める為にこうしてブログを書いています。

ただ、自分でやるよりは頼んでしまえるなら頼んでしまいたいという方もいらっしゃると思い、ご依頼をお受けできるようにしました。

15,000円という価格についてはとても悩みました。

無制限ライセンスを購入していて、約25,000円ほどの設備投資に対して、2回施工すれば元は取れてしまいます。

以降、純粋な利益なわけですが、僕の時間的拘束を考えての設定とさせて頂きました。

施工時間は長くても1時間ほどなので時間単価15,000円はめっちゃ高いですよね。笑

もっと安くしたいなと考えましたが、小さい子どもを育てている中での時間捻出と、M3のメンテナンスやチューニング費用を振り向けられないという現状で、それらを捻出する為の料金設定とさせて頂きました。

頂いた費用は、全てM3のメンテナンス費に充てます。

そしてこのブログのネタになります。笑

コンテンツ充実のための寄付と捉えて頂けたら、とても嬉しいです。

そして、いつかエンジンオーバーホールをしたいと思っています。

見積価格は150万円なので、それを貯める事が目標です。

エンジンオーバーホールの記事を事細かに書きたいと思っています。笑

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